キラリと光る個性やセンス その先の未来へ続く道 カメイカップ2012U-15東北サッカー選抜大会

3、4位決定戦は宮城VS岩手

カメイカップ2012画像

3、4位決定戦と5、6位決定戦は共に泉パークタウンベガルタ人工芝グラウンドで行われました。 3、4位決定戦は予選リーグで共に2位の宮城県選抜と岩手県選抜。 前半16分、宮城、背番号9番菊地淳太選手が単身突破、先制点をあげます。ピッチを存分に使った試合で宮城、岩手両チームとも、それぞれのポジションとり、パスつなぎや空中戦など、中学生とは思えないハイレベルな攻防を繰り広げます。さらに前半33分パスをつないで宮城、背番号11番佐藤拓馬選手がドリブルシュート。 前半は、強いて言えばディフェンスに徹していた岩手が後半は攻めに転じて、宮城のパスを積極的カットしていきますが、なかなかシュートが決まらない。後半8分宮城の背番号14番白鳥洸樹選手がサイドから切り込み左からクロスシュート、さらに背番号9番菊地淳太選手が追加点をあげ、4対0で宮城の勝利となりました。








選手、監督インタビュー

3位の宮城県選抜 村岡正良監督

初戦は選手も固かったし相手が思った以上に良いサッカーをしていたので、それに対応しきれなかったんですが、今日は、サッカーを楽しもうということで雰囲気良く一番宮城らしいサッカーができたと思います。大会を通じて何か得るものがあったと思うので、それを胸にこれから練習に励んで一人でも多くJリーガーや世界で活躍する選手になっていってほしいですね。

3位の宮城県選抜 村岡正良監督

宮城県選抜代表 相原旭選手 背番号2

今日は惜しくも三連覇はできなかったですけど3位決定戦では気持ちを切り替えてしっかり楽しんでやろうという思いで臨み宮城らしいサッカーができたと思います。チームに帰ったらここで経験したことをしっかり伝えて、高円宮杯で自分達の目標である全国優勝を目指してがんばります。

宮城県選抜代表 相原旭選手 背番号2

宮城県選抜代表 菊地淳太選手 背番号9

岩手はすごい勢いがあって結構ボールの奪い合いも激しく苦戦してたんですけど、中盤選手がしっかり保持してくれて試合できたので良かったです。また福島戦での初ゴールをチームメイトからもらって決められたというのはすごい嬉しかったです。チームに帰ったら基礎からやり直して、今度は負けたチームに国体では勝ってしっかり全国につなげたいです。

宮城県選抜代表 菊地淳太選手 背番号9

宮城県選抜代表 佐々木匠選手 背番号10

秋田との試合は、初戦の難しさというのもあって、負けてしまいましたが、3位決定戦で宮城らしいサッカーができて良かったです。個人としては全然自分のプレーが出せなかった。これを糧に今後も代表選手を継続していくことと、ベガルタのユースで、1年生からレギュラーとして出れるようにがんばっていきたいと思います。

宮城県選抜代表 佐々木匠選手 背番号10

4位の岩手県選抜 菊地満監督

選手それぞれポジションや役割を持ってがんばりましたが、運動量やボールの関わり、周りを見ることで有利に進めるなど、チームとしての戦い方、サッカーの差がちょっと出てしまったと思いました。個人の力で、組織を破るというようなところが選手たちの魅力なので、次のステージでさらにステップアップできるようにがんばってほしいなと思います。

4位の岩手県選抜 菊地満監督

岩手県選抜代表 照井竜馬選手 背番号1

宮城と技術面ではそこまで差はないと思うんですが、判断という面、チームコミュニケーションのようなものでやっぱり宮城の方が上回ってしまっている。そこに対しては気持ちの追い込みが大事で、きついときこそもうひとがんばりするということを意識しながら自分はそこを目指してがんばっていきたいです。

岩手県選抜代表 照井竜馬選手 背番号1

岩手県選抜代表 佐藤瑠己安選手 背番号10

一試合目の青森戦ではしっかりチーム一丸となって戦えて勝てたので良かった。宮城は昔から強いので苦しい試合になるというのは分かっていたんですけど、その中で自分達はあまり個の力を出すことができなかったので、もっと改善していきたいです。

岩手県選抜代表 佐藤瑠己安選手 背番号10

岩手県選抜代表 佐々木瑠偉選手 背番号14

コミュニケーションがあまり上手くとれなくて、スペースが空いてしまったり、あまり周りが見えてなくて、きたボールに相手と競り合うことが上手くできないシーンが多かったです。今後の課題としては体力と同時に頭のほうも鍛えて、もっと高いレベルを目指していきたいなと思います。

岩手県選抜代表 葛巻周斗選手 背番号14

5.6位は青森VS福島

カメイカップ2012画像

5位、6位決定戦は青森県選抜と福島県選抜の争いになりました。 早い攻撃でパスをつないでいく青森に対して固さの残る福島でしたが、接近戦でのテクニカルな足さばきで相手をかわすセンスは秀逸。 前半15分、青森が右サイドから中央へ抜けて先制点をあげます。ペースを掴んだ青森の攻撃は続き、2点を先取して前半終了。 後半になって福島の動きがあきらかに変わり、声も出てくるようになりました。両チーム大きくピッチを使った試合運びで後半14分混戦突破で福島がゴール。勢いをつけた福島がキーパーのロングボールを見事につないで2点を返し、2対2の同点で試合終了になりました。






選手、監督インタビュー

5位の青森県選抜 水尻真司監督

いつ、どこで奪うかというところ、守備をすごく強調して練習してきました。自分達が守備のときにはそれができても、攻撃から守備と切り替わったとき、きちんとリスク管理をしていないという状況があってイレギュラーで点を入れられるという感じでしたね。今後はビルドアップをしっかりやっていきたいと思いました。

5位の青森県選抜 水尻真司監督

青森県選抜代表 木村大地選手 背番号1

チームワークを大事にして大会に向けて良い雰囲気で臨めるように意識してきました。今大会では自分達のすべてを出し切れたかと言ったらそうではなかったと思う。力を出し切れるようなトレーニングや、そういう意識で今後自分のチームに戻って練習に取り組んでいきたいと思います。

青森県選抜代表 木村大地選手 背番号1

青森県選抜代表 北城俊幸選手 背番号2

今日の試合は勝てる試合でリードもしていたにも関わらず、最後の最後、ちょっとした油断から失点して引き分けという形に終わってしまったので、これからもっとしっかりチームで勝てるようにやっていなかなきゃいけないし、個人でやれてる部分は伸ばして、やれない部分はもっと練習していきたいです。

青森県選抜代表 北城俊幸選手 背番号2

青森県選抜代表 釆田涼太選手 背番号13

勝てる試合だったのに、パスミスやトラップの位置など、そういった小さいミスから最後ああいう形で失点してしまいました。ミスは改善して最後まで気を引き締めて、次またチームで来たときも勝てるようにしたいです。

青森県選抜代表 釆田涼太選手 背番号13

6位の福島県選抜 飯塚悟監督

こういう大舞台には慣れていなくて、なかなか思い通りにいかないプレーが多かった。予選ではシュート数が多いのにも関わらず大量失点で負けてしまい、選手達もこのままじゃ終わりたくないっていう気持ちや意地が後半出たんじゃないかな。体格的には小粒ですが気持ちは大きく個性的なキャラが多いので、これからしっかり育って欲しいと思いますね。

6位の福島県選抜 飯塚悟監督

福島県選抜代表 武田玲央選手 背番号3

福島を代表して選ばれたので、選ばれなかった人のためにもがんばろうと思っていました。昨日からディフェンスとして失点が多かったので、ちょっと残念な部分はありましたが、個人的には1対1では負けてなかったと思うし、攻撃に参加して2点目にからむことができたので良かったです。

福島県選抜代表 武田玲央選手 背番号3

福島県選抜代表 池田俊貴選手 背番号7

正直カメイカップはものすごく出たかったんで、選抜に選ばれたときは嬉しかったです。前半はちょっとミスが目立ったけど、後半は振り返ってもしょうがないんで気持ち切り替えて勝ちにいくという感じでいきました。サッカーは、やってて楽しいし仲間と勝ったときに喜び合えるのが良いですね。

福島県選抜代表 池田俊貴選手 背番号7

福島県選抜代表 相楽駿太選手 背番号11

予選では全然結果を出せなかったし、勝つことはできなかったんですけど、自分では活躍できたかなって思います。この大会に出場したことで、スピードとか決定力、あとはもっとフィジカル的なことを強化したいという目標を持つことができました。

福島県選抜代表 相楽駿太選手 背番号11

将来が楽しみな若き選手が一同に会する夢の殿堂
意識を高め、さらに上を目指して未来へ羽ばたいてほしい

 
大久保芳雄さん

東北サッカー協会 副会長
社団法人宮城県サッカー協会 会長
大久保芳雄さん

日本は15歳くらいまでは、世界でもベスト10ぐらいに入るくらいの高いレベルですが、年を追う毎に技術的に上手くなっておりますね。今大会でもレベルの高いセンスの良い選手がたくさん見受けられました。
海外のプロもそうなんですけど、大体トップチームには16歳で入ってきます。ですから、中学生というのは非常に大事な時期なんですね。中学生の時にプロがやってるサッカー場でやるということは良い思い出になるし、それによってモチベーションがあがって、上を目指していこうと、自分達の技術を、精神的にも肉体的にも向上しようという気持ちが出てくるんじゃないかなと思っています。
こういうトーナメントの試合とかリーグ戦を1日2日でやるというのは集中力や勝負強さに関して大事なことだと思います。そして選抜チームというのは、色んなチームの選手が何日間で一緒にプレーするという、面白さや難しさもありますが、自分のベンチマークというか、上手いチームの選手も来ますから、そこで自分との比較やどういうところが足りないのかが、現実的に練習しながらすぐにわかってくる、個人のレベルを高めていくうえで非常に良い結果を見いだしていくことができると思います。サッカーの場合は、1+1=2にも3にも4にもなるスポーツです。そこを子供たちが、少しずつ経験してどれだけ身に付けていくかというのがプレイヤーになっていくのに大事なことじゃないかと思っています。


シンプルだからこそ面白くて奥が深い
一歩踏み込んだサッカーの面白さを知ってほしい

宮城県サッカー協会技術委員長 
鈴木武一さん

宮城県サッカー協会 技術委員長
鈴木武一さん

今大会では、6県の差がほとんどなく、どこが上位にあがってきてもおかしくない状況でした。そういう意味では指導者も含めてトレ選活動が各県充実してきたんだなということをすごく感じました。
サッカーの魅力は「シンプル」「自由」ということがあると思います。確かに監督がプランを立てて、チームのやり方、戦術はありますが、最終的にピッチでプレーをしている時は、自分で判断して自分で決めなきゃいけないんですよね。状況を自分で見て判断して、今のこの自分が置かれている局面で一番ベストなプレーを自分で選ばなきゃいけない。その判断をすることの自由という部分が僕は一番面白いと思います。決断力はプレイヤーにもっとも求められる能力。それにはメンタルの強さも必要になってきます。また、チームスポーツなので1+1=2+αになり、その+αをどれだけ大きくするかというのがチーム力になります。それはチームメイトはもちろん、対戦チームも試合を運営しているレフリーも、自分達がサッカーできることをサポートしてくれている親御さんたちもリスペクトする。そういう自分がサッカー続けていく上でそれを取り巻いてくれている全ての人に対して尊敬する気持ちが大事だと思います。この大会に出た香川選手がユナイテッドという世界のビッググラウンドに入ることになって、世界というのが近くなった感覚があると思うのでぜひ目指してほしい!

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