今年も白熱したカメイカップ
「東北のサッカーをもっと盛り上げたい」との思いから 1978年から始まった東北ユースサッカー大会。その後、1988年に「カメイカップ」として生まれ変わり、今年で32回目を迎えます。プロサッカー選手を輩出している本大会は、今では東北のサッカー少年憧れの大会となっており、大きな注目を集めています。
予選を制した福島県選抜、宮城県選抜が決勝へ
10月2日の予選は、Aブロックが福島県選抜、岩手県選抜、山形県選抜、Bブロックが宮城県選抜、秋田県選抜、青森県選抜でリーグ戦が行われました。 Aブロック初戦、福島対山形は4−2で福島、続いて岩手対山形は1−3で山形、次の福島対岩手は6−0で福島が勝利しました。 この結果、Aブロックの1位は福島となりました。 Bブロック初戦、宮城対青森は5−1で宮城、続く秋田対青森は2−2の引き分け、最終戦の宮城対秋田は2−0で宮城が勝利し、Bブロックは宮城が1位となりました。
緊張感溢れる決勝戦。両者互角の接戦
10月3日、13時過ぎ、緊張感溢れるユアテックスタジアムにて予選を制した福島県選抜と宮城県選抜の決勝戦が始まりました。
両チームのベンチからは、気合の入った掛け声や、
「ここまできたら楽しんでやろう!」といった言葉が飛び交います。選手達が中央へ進んでいき、
キックオフのホイッスルと共に決勝戦の火ぶたが切って落とされました。
前半立ち上がりは、両チーム牽制し合いながらの試合展開で、優劣つけ難い攻防ですが、宮城選抜が攻撃ラインを上げるやや優勢の展開。
宮城選抜はMF安田選手のコーナーキックからチャンスをつかみますが惜しくもゴールならず。福島選抜の守りが固く、得点には至りません。
後半、均衡が破れ遂に試合が大きく展開!
福島選抜も宮城選抜のパスミスなどからチャンスをつかみ、カウンターで攻め込むシーンが増えてきましたが、両者譲らぬまま0−0で前半が終了しました。
後半が始まった直後、開始1分で試合が動きます。
福島選抜が右サイドからボールを中央に集め、FWの渡辺選手が遂に先制ゴールを決めました。
その後は宮城選抜がやや優勢に試合を進めますが、福島選抜も固い守りで対抗します。
宮城選抜FW千葉選手の右サイドからの鋭いパスにFW武山選手が合わせますが惜しくも得点には至りません。
後半23分に試合が動きます。
福島選抜のパスミスを宮城選抜MF安田選手が逃さず得点。
これで1−1の同点となりました。
その後は両者譲らぬ展開で同点のまま延長戦に突入しました。
延長戦も宮城選抜、福島選抜共に両サイドを起点に中央突破を試みますが、得点にはつながらず、決着つかぬまま延長戦が終了しました。
両者の命運を別けたPK戦
そして、宮城選抜が2年ぶり16回目の優勝!
実力伯中の福島選抜と宮城選抜。
延長戦でも決着がつかずにPK戦となりました。
スタジアム全体が緊張感に包まれる中、両チームの選手が一人一人シュートしていきます。
PK戦の結果、3−2で宮城選抜が優勝し、MVPには決勝戦で得点をあげた宮城選抜の安田選手が選ばれました。
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選手、監督インタビュー
MVPに選出された宮城県選抜・安田壱成選手今回は厳しいゲームでしたが、チーム全員で盛り上げ、勝利に繋げることができたと思います。 反省点として、自分がボールを持ちすぎて取られた事が多かったので、 次からはどんどんパスを出して、そこからまた関われるような選手になりたいと思います。 |
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優勝した宮城県選抜・佐藤駿選手今回の大会は昔から憧れていた大会でもあり、 出場できた事自体凄く嬉しかったです。高いレベルで自分の力を確認する事ができたので、 更に上を目指して練習していきたいと思う大会となりました。 今後は判断のスピードを速くしていきたいと思います。 |
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優勝した宮城県選抜・上村拓磨選手中1の時からコーチにこの大会を目指して頑張れと言われており、 その目標を達成できたことが嬉しかったです。他の選手よりも技術的に弱いので、キックの精度や ファーストタッチの精度を上げて、チームに貢献できるよう頑張っていきたいと思います。 |
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準優勝した福島県選抜 飯塚悟監督選手は良くやってくれたと思います。 前半の立ち上がりは動きが硬く、思う様にできない時間帯があったので、 こういう大舞台を経験する事で改善していって欲しいと思っています。 |
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準優勝した福島県選抜 佐藤友哉選手今日は負けてしまいましたが、 後半から上手く皆で団結できたことが良かったと思います。 前半の入りに運動量が少ないので 全員で改善していきたいと思っています。 |
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準優勝した福島県選抜 佐藤翔太郎選手今大会は全試合立ち上がりに相手のペースになってしまい、 自分達が立て直すのに時間がかかってしまいましたので、 チームで改善していきたいと思っています。 |
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準優勝した福島県選抜 須佐茂行選手今日の試合は、両チームとも攻めたり守ったり均衡している中で決めたかったのですが、決められなくて残念でした。 攻守の切り替えが遅いので、そこを速くしていきたいと思います。 |
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優勝した宮城県選抜 内海公仁彦監督
この大会を通じて選手の成長が見れたので良かったですが、改善点はたくさんあります。良い判断をして、それをきっちり表現できる力をつけていかなければならないと思います。