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カメイ・星野英正ジュニアゴルフ教室 vol.9将来のプロゴルファー選手誕生なるか!?的確な指導で、楽しくゴルフを学ぼう!

2月25日(土)、今回で第9回目を迎える「カメイ・星野英正ジュニアゴルフ教室」が利府ゴルフ倶楽部で開催されました。名門ゴルフクラブで、プロゴルファーから直接指導を受けられるだけでなく、同世代のゴルファーと切磋琢磨できる貴重な機会に、今回もたくさんの応募がありました。厳正な抽選の結果選ばれた5歳から15歳までのジュニアゴルファー計40人が、プロの指導を受けました。

指導してくれるのは、星野英正プロと3人のティーチングプロです。この日の最高気温は8度。太陽が雲に隠れると、とたんに真冬のような寒さになりましたが、子どもたちもお父さんお母さんもやる気に満ち溢れていました。午前の部は、初心者の子どもたち、そして午後の部は、中・上級者が集まって、レッスンを受けました。

午前の部は、初心者向け 基本フォームを個別に指導

午前の部は、初心者クラスです。集まったのは、小学生20人。集合時間よりも早く集まって、開始を待ちます。開会式前に、神保芳人ティーチングプロの音頭で準備体操を行います。神保ティーチングプロは、「ゴルフを始める前と後は、必ずウォームアップをしましょう。そうじゃないと、ケガにつながることもあるんだよ」と話します。

さぁ、そしていよいよ星野英正プロの登場です。「今日は短い時間ですが、みんなにゴルフを楽しんでもらえるように一生懸命教えます。けがのないようにしましょう」との開会宣言の後、ドライバーショットのデモンストレーションを披露。星野プロの打ったショットが、スパーン!と快音をたててまっすぐ遠くに飛ぶ様子を見て、みんな圧倒されてしまいます。「あれ?反応がないな?」と星野プロが冗談交じりに言うと、大きな拍手が起こりました。お父さんやお母さんたちは、星野プロのショットを収めようと、ビデオ撮影や写真撮影に余念がありませんでした。

レッスンでは、20人の子どもが2つのグループに分かれ、打撃練習とアプローチ&パター練習を行います。星野プロ、神保ティーチングプロはドライバー&アイアンレッスン、そして後藤美希子ティーチングプロ、池田早苗ティーチングプロはアプローチ&パターレッスンです。

一人ずつ子どもたちのフォームをチェックしていく星野プロ。「クラブを握った手の裏側を見て。隙間がないようにしてみてごらん」と、握り方からアドバイスします。すると、今までダフってばかりだった女の子のボールが、ポーンときれいな弧を描いて飛んでいきます。「スイングは腕だけではダメだよ。体ごとねじるんだよ」。そんな的確なアドバイスで、子どもたちは傍目にもどんどんうまくなっていくのが分かりました。神保プロも子どもたち一人ひとりに、手とり足とり教えていました。「そうだ、それでいいよ。うまい!うまい!」。褒め上手な神保ティーチングプロの指導に、子どもたちからも笑顔がこぼれます。

アプローチレッスンでは、後藤ティーチングプロが、クラブの握り方から教えます。「右手でクラブのシャフトを持ってみて。アルファベットのYの字を作るみたいに、やってみよう」。その後は、ボールを手にもって下投げでカップに入れる練習をします。これは、アプローチショットを打った時のボールの軌道をイメージしやすくするためのトレーニングです。イメージができたら、実際にアプローチショットを打ちます。「やった!入った!」。カップインした子たちは、大喜びの様子でした。

一方のパットレッスンでは、池田ティーチングプロが「走らない、足を擦らない、ジャンプしない」という、“グリーンでのお約束”を教えます。そして「まずは、手でボールを転がしてみて。どのくらいの力で、どこまで行くか、やってみよう」と。その後は、実際にパターレッスンを行い、「ボールは止まるまで見ていなくちゃだめだよ」とアドバイス。最後は、パットを入れるまでの回数を競い、最下位の子は“変顔を披露する”という罰ゲームが・・・。笑いの絶えない、楽しいレッスンとなりました。

そんな楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。午前のレッスンの終了の時間となりました。閉会式では、参加者のみなさんからの質問を星野プロにぶつけます。「どうしてそんなに上手くなったんですか?」という質問には「僕は、中学生の時にゴルフを始めたけれども、部屋にネットを張って学校から帰ってきたらとにかくボールを打った。練習した量では、誰にも負けなかったと思うよ」と、努力が必要であることを教えてくれました。

最後に星野プロは「今日、みなさんが喜んでくれたら、僕たちもとてもうれしいです。もしかしたら、この中から将来のプロが出るかもしれません。楽しみにしています」と話しました。

そして、レッスン終了後には、参加者全員にサイン入りゴルフボールとピンバッジなどのプレゼントが贈られました。さらに、星野プロはサインや写真撮影にも応じ、みなさんは大満足で家路につきました。

午前の部の参加者のみなさんがいなくなったころ、一人の女性がドライバー練習場にやってきました。利府ゴルフ倶楽部の練習生である大村みなみさんです。なんと彼女は、第1回の「カメイ星野英正ジュニアゴルフ教室」の参加者です。練習を始めた大村さんに、星野プロもじっくり付き合います。細かく姿勢や体の動きをアドバイスする星野プロ。大村さんは「ジュニアゴルフ教室に参加したときは、ゴルフを始めたばかりでした。その時、すごく楽しかったのを覚えています。今日は、自分で“直さなくちゃいけないな”と思っていたところを星野プロにズバリ指摘され、指導していただきました」とにっこり。

このゴルフ教室から、着実に実力のあるゴルファーが育っていることがうかがえます。もしかしたら、2020年の東京オリンピックでも、期待ができるかもしれませんね。

お子さん

初めは「できないんじゃないかな」と思っていたけれど、すぐにボールが飛んでいったので、すごくうれしかったです。これでお父さんとお母さんと一緒にゴルフができるようになるから、楽しみです。

 

お母さん

私と主人がプレーするので、良いチャンスだと思い、参加させました。初めての参加ですが、いきなりプロの指導を受けることができて、とてもラッキーでした。手取り足取り教えていただき、感謝です。

お子さん

星野プロに回転のかけ方とかを教えてもらって、やってみたら全然ボールの飛び方が変わったから驚きました。あとは、パターの練習が楽しかったです。まだコースに出たことはないけれど、これからもゴルフの練習をいっぱいして、将来はプロゴルファーになりたいです。

 

お父さん

日曜日だけゴルフを習わせているのですが、本人も楽しく練習できているようです。プロに教えていただく機会はそうそうあるものではないので、緊張したとは思います。同年代のお子さんたちと一緒にゴルフができて良かったと思います。

 

午後の部は、中・上級者向けレッスン 指導にも熱が入る!

午後の部は、腕に自信のある中・上級者20名が参加しました。星野プロは「ここからプロを目指す子も出てくると思います。今日は、みなさんの糧になるようなレッスンにしましょう」と話します。そしてドライバーショットのデモンストレーションを披露し、ボールは真っすぐフェアウェイへ。星野プロ自身「自分でも惚れるようなショットだね」と言い、周囲を笑わせました。

午後も星野プロは、参加者一人ずつ、丁寧にチェックしていきます。中・上級者というだけあって、アドバイスにも熱が入ります。ときに自らクラブを握り、目の前でフォームを見せることもありました。アプローチとパターの練習も、引き続き後藤ティーチングプロと池田ティーチングプロが指導します。女性ならではの細やかなアドバイスと楽しいレッスンは、いつも笑顔があふれていました。

お子さん

今日はアイアンショットがうまくいったので、楽しかったです。スイングに対する意識が、自分でもすごく変わったと思います。気持ちよく打つことができました。将来は、松山選手のような海外でも活躍するプロゴルファーになるのが夢です。

お父さん

遊びで打ちっぱなしに連れていったら楽しかったらしく、クラブを買ってくれとせがまれました。その後、しばらくお休みしていたようですが(笑)、昨年からまたハマりだしたようです。ゴルフを習うようになってから、きちんと話を聞くようになりましたね。

お子さん

体の使い方をしっかり教えてもらえたのがよかったです。ボールがちゃんと飛ぶようになったので、このまま練習をしっかりやっていきたいです。

 

 

神保芳人ティーチングプロ

神保芳人ティーチングプロ

以前よりも、小さいお子さんが増えているような気がします。親御さんが始めさせる年齢が低くなっているんでしょうね。ただ、子どもは飽きっぽいので、ゴルフをずっと続けていくのなら飽きさせない工夫が必要だと思います。そして、壁にぶつかった時でもあきらめない心を持ち、ゴルフを続けることが大事。そこを乗り越えれば、必ずうまくなりますよ!

池田早苗ティーチングプロ

池田早苗ティーチングプロ

普段から子どもの指導も行っていますが、「とにかく楽しんでもらえるように」と心掛けています。今回の初心者向けでは、ゲーム感覚でできるメニューにしました。子どものうちからゴルフを習うというと、どうしても「将来プロに!」と思われがちですが、家族のレクリエーションとして始めたり、もっと身近なスポーツとして慣れ親しんでほしいです。

後藤美希子ティーチングプロ

後藤美希子ティーチングプロ

毎年思うのですが、お子さんたちは少しのアドバイスであっという間に上達しますね。今回初参加だという2人のお母さんから「ゴルフを習わせたい」というご相談をいただきました。この教室をきっかけにゴルフをやり続けるお子さんが増えればうれしいですね。ゴルフを通じて、日常のマナーや忍耐力、そして学ぶことの楽しさを味わっていただけたらうれしいです。

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