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カメイカップ2015 U-15東北サッカー選抜大会

日本代表MF香川真司選手や、今野泰幸選手、小笠原満男選手など多くのスター選手を輩出した「カメイカップ」が今年も10月11日、12日に開催されました。

東北のサッカー少年たち憧れの舞台

1978年に始まった「東北ユースサッカー大会」。1988年より「カメイカップ」と名前を変え、現在まで続く歴史ある大会です。決勝戦がベガルタ仙台のホームグラウンド『ユアテックスタジアム仙台』で行われることもあり、東北のサッカー少年にとって憧れの舞台となっています。

10月11日(日)に松島フットボールセンターで予選ブロックリーグが、12日(月)にはユアテックスタジアム仙台で決勝戦、ベガルタ仙台泉パークタウン練習場では3位以下の順位決定戦が行われました。

予選ブロックリーグは青森県選抜、山形県選抜が2連勝で決勝へ

10/11(日)予選ブロックリーグ
■Aグループ(松島フットボールセンターピッチ1)
  岩手県 秋田県 青森県 勝点 得点 失点 得失 順位
岩手県   2-0 0-2 3 2 2 0 2
秋田県 0-2   2-5 0 2 7 -5 3
青森県 2-0 5-2   6 7 2 5 1

■Bグループ(松島フットボールセンターピッチ2)
  宮城県 福島県 山形県 勝点 得点 失点 得失 順位
宮城県   4-0 0-2 3 4 2 2 2
福島県 0-4   1-4 0 1 8 -7 3
山形県 2-0 4-1   6 6 1 5 1

10月11日の予選ブロックリーグは、Aブロックが岩手県選抜、青森県選抜、秋田県選抜、Bブロックが宮城県選抜、山形県選抜、福島県選抜がリーグ戦を行いました。あいにくの肌寒い雨模様でしたが、グラウンドは選手たちの熱気に包まれていました。

Aブロックは全国中学校サッカー大会で昨年、今年と2連覇を達成した青森山田中学校の選手が多数を占める青森県選抜が強さを発揮。岩手県選抜に2対0、秋田県選抜に5対2で2連勝し、決勝へ駒を進めました。

Bブロックは東北U-15みちのくリーグ南ブロックで2位のモンテディオ山形ジュニアユース庄内の選手が多数を占める山形県選抜が、同大会で優勝したベガルタ仙台ジュニアユースの選手が多数を占める宮城県選抜と初戦で対戦し、山形県選抜の勢いが上回り2対0で勝利。勢いに乗った山形県選抜は続く福島県選抜戦も4対1で勝利し、2連勝で決勝進出を決めました。

晴れ渡る空のもと、白熱の決勝戦がキックオフ!

翌日の12日は快晴。最高のコンディションのもと、午後1時より決勝戦青森県選抜対山形県選抜の試合が行われました。

互いに勝ちたい気持ちを前面に出し、攻撃的に試合を進めます。前半ペースを握ったのは山形県選抜でした。20分背番号10番川俣大選手がドリブルでゴール前に抜け出しキーパーと1対1でシュートを放ちますが、惜しくも枠の外へ。25分にも背番号6番酒井湧睴選手のパスを受けた川俣選手がまたもキーパーと1対1となりシュートを放ちますが、これも枠の外。山形県選抜は多くの決定機を作るものの、ゴールを奪うことができません。

このまま0対0で前半を終えるかに思われた39分、ここまでペースをつかめなかった青森県選抜がチャンスを作ります。右サイドハーフ背番号6番八木橋俊介選手の正確なクロスボールを受けたのはU-15日本代表候補にも選出された経験を持つ背番号10番檀崎竜孔選手。檀崎選手が落ち着いてシュートを決めて青森県選抜が先制。1対0で青森県選抜がリードして前半を終えました。


後半戦青森県選抜の攻撃陣が多彩な連携プレーをみせる

迎えた後半はリードを奪った青森県選抜がペースを握る展開となりました。後半12分、前半でゴールを決めた青森県選抜檀崎選手が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスボールをゴール前へ送ります。走り込んでいたのはU-15日本代表で191cmの長身、背番号11番三國ケネディエブス選手。三國選手が落ち着いてゴールを決めて2対0とします。さらに青森県選抜は後半15分、背番号13番五十嵐駿選手が右サイドから上げたクロスボールを檀崎選手がヘディングでゴールに押し込み3対0。檀崎選手の2ゴール1アシストの活躍で3点のリードを奪いました。

このままでは終われない山形県選抜も後半23分、背番号9番名古祐介選手から縦パスを受けた背番号11番穂積諒人選手が左サイドからゴール前へとドリブルで駆け上がってゴールを決め、3対1とし、2点差に詰め寄りました。

しかし後半25分青森県選抜は檀崎選手のスルーパスに反応し、相手ディフェンスラインの背後に抜け出した八木橋選手が相手ゴールキーパーも落ち着いてかわしてゴール。多彩な攻撃を見せた青森県選抜が4対1と勝利し、優勝しました。

青森県選抜が18年ぶりの優勝!

1997年以来、実に18年ぶりの優勝となった青森県選抜。全国中学校サッカー大会優勝の青森山田中学校の選手を軸とし、U-15日本代表・代表候補の選手が確かな実力をみせて堂々の優勝でした。

大会MVPには決勝戦で全ゴールに絡んだ青森県選抜檀崎選手が選出され、トロフィーと記念品が授与されました。また、ベストイレブンには、青森県選抜の阿部海士選手、八木橋俊介選手、檀崎竜孔選手、三國ケネディエブス選手、山形県選抜の五十嵐英敏選手、横山蓮汰選手、名古祐介選手、宮城県選抜の中村亮選手、岩手県選抜の栗畑怜偉選手、福島県選抜の二瓶由嵩選手、秋田県選抜の田中智大選手が選出されました。

青森県選抜

山形県選抜

選手、監督インタビュー

優勝の青森県選抜 下山忍監督

選手がかなり頑張ってくれたので、選手のおかげで勝てた大会だったと思います。青森山田中学校の選手が多く、縦に速いサッカーが持ち味ですので、それを軸にボールを保持する、サイドから崩すということを伝えてきたので、それが得点につながったと思います。青森山田中学校以外の選手も遠慮することなくやってくれたことが結果につながりました。これからももっと自分で判断して積極的にプレーできる選手になってほしいです。

青森県選抜 檀崎竜孔選手 背番号10 FW

決勝戦は前半リードしたものの良いペースをつかめず、ハーフタイムでもっとコミュニケーションを取ってサイドを使おうと話しました。自分もサイドからのクロスでアシストを決められて良かったです。FWとして常に結果を残すことが大事だと思ったのでゴールも奪えて良かったです。地元が宮城県なので、親や関係者の方が観に来てくれて、そうした方々の前で2得点という活躍ができてとても嬉しいです。
チームに帰っても先を見据えて高いレベルを目指しながら頑張っていきたいです。これから高円宮杯もありますので、ベガルタ仙台ジュニアユースとの順位決定戦に勝って、全国大会でも良い結果を出したいと思います。
目標にしている選手はネイマール選手(ブラジル代表)です。相手をあざむくプレーをして結果も残せる選手になりたいと思います。

青森県選抜 八木橋俊介選手 背番号6 MF

前半は自分たちのリズムが作れなくて、こう着状態だったのですが、ハーフタイムで下山監督がみんなで楽しくやろうと話してくれました。その言葉で自分たちのリズムを作ることができたので、4対1という結果で優勝できて良かったです。
チームメイトのケネディ(三國ケネディエブス選手)などU-15日本代表に選ばれて頑張っているので、代表に入って行ける選手になりたいと思います。
目標にしている選手はイニエスタ選手(スペイン代表)です。

青森県選抜 三國ケネディエブス選手 背番号11 FW

点を決められたことが一番良かったと思います。優勝もチームとして目指していたので良かったです。
大会を通じて早く判断をすることが大切だと思いました。判断が遅いとすぐにボールを取られてしまいます。周りを早く使ってパスを出した後にゴールに向かって走る動きを増やすことが大事だと思いました。
来年AFC U-16選手権があります。そこでU-16日本代表に選出されるためにもどんどんレベルアップしていかないといけません。普段の練習から全力で取り組んで、また選ばれるように頑張ります。
目標にしている選手はポグバ選手(フランス代表)です。身長が大きくて技術もあるので見習いたいと思っています。

準優勝の山形県選抜 宮武太監督

決勝戦前半の終わりの失点が後半につながる上で、ちょっともったいなかったです。ただ、攻撃は自分たちのサッカーができていたので、あの失点以外前半は良かったと思います。後半は早い時間の失点で集中が切れてしまい、あとは全体的に間延びしてしまいました。前線の選手は前に行きたい、後ろの選手はしっかり守らなければいけないというところでスペースを使われて全体のバランスが悪くなってしまいました。
育成年代にベガルタ仙台のホームであるユアスタで、お客さんの入った中で試合をできたのは良かったと思います。
選手も指導者もまだまだ成長していかなければいけません。一つひとつ積み重ねてやっていくしかありません。子どもたちにもっとチャレンジさせてやっていければと思います。

山形県選抜 五十嵐英敏選手 背番号4 FW

最初はお互いにチャンスがあったのですが、なかなか決まらない試合で相手に先に決められました。後半は失点して崩れてしまいました。チーム一丸となってユアスタを目指してきたので宮城県選抜、福島県選抜に勝てて良かったのですが、優勝が目標だったので悔しいです。
こういうスタジアムで試合をするのも初めてでしたし、これからもっと頑張るために良い経験となりました。
今日の経験を生かして高円宮杯でチームに戻って良いプレーができるように頑張りたいです。日本を代表する選手になりたいと思います。
好きな選手はコウチーニョ選手(ブラジル代表)とスアレス選手(ウルグアイ代表)です。

山形県選抜 横山蓮汰選手 背番号7 MF

優勝したかったので残念です。前半ゴールを決めておけば優勝できたと思います。先制点を取って勢いに乗れたら良かったと思います。ユアスタでできたのは嬉しかったですが、優勝したかったです。普段はライバルチーム同士の選手が山形県選抜として集まって、みんなでこの大会を目指してやれて良かったと思います。
将来は日本代表でプレーしたいと思います。目標とする選手はシャビ・アロンソ選手(スペイン代表)です。

山形県選抜 名古祐介選手 背番号9 MF

アシストはできましたが、スコア的に1対4と大差で終わってしまったので悔しいです。予選で福島県選抜と宮城県選抜とやった時はドリブル突破など自分の得意なプレーができましたが、決勝ではなかなか良いプレーができなかったので、悔いが残ります。ユアスタでプレーできたのは嬉しいですが、負けたので悔しいです。

自分の得意なプレーを磨いて、夢のプロサッカー選手になりたいです。目標とする選手はベイル選手(ウェールズ代表)です。

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