宮城県ゴルフ連盟が選抜した高校生4人、大学生16人の計20人が、朝10時のレッスン開始を前に利府ゴルフ倶楽部に集まってきます。講師を務めるのは、星野プロ、そしてS・K・ホプロ、貞方章男プロ、竹村真琴プロの4人。第一線で活躍しているツアープロから直接指導を受けられるとあって、学生たちの期待も高まります。
いよいよ開始時間。星野プロの挨拶でレッスンスタートです。「プロになるために、今後どうしていったらいいのか、プロになんでも聞いてください。今日という日がいい思い出になりつつ、今後につながるよう、楽しんでください」。
午前中は、星野プロ、竹村プロによる打撃練習、S・K・ホプロによるパター練習、貞方プロによるアプローチ練習です。20人が、5人ずつのグループに分かれて、それぞれのプロから30分のレッスンを受けます。
星野プロは、まず一人ひとりのフォームをチェックした後で、「何か悩みはある?」と声をかけます。「テイクバックが寝てしまうんです」との学生の悩みには、「右ひじに力が入っているね。それで左肩が入ってしまうのが原因だよ。自分のセンターを意識して」とアドバイス。ゴルフクラブの握り方から修正される学生もいました。「一番大切なのはアドレス。それをしっかり頭に入れて。ショットもアプローチもパターも、すべてアドレスが基本。いいアドレスがいいスイングにつながるんだ」。分かりやすい星野プロのアドバイスは、学生たちによい刺激となったようです。

学生たちと年齢の近い竹村プロは、「肘の力を抜いてみて」などと声をかけ、学生たちもそれに応えるようにフォームを改善していました。「全体のスイングはとてもいいから、肘だけ気をつけてみて」。竹村プロの細やかな指導に、その場はとても和やかなムードになります。
S・K・ホプロのパター練習では、「ツアープロは、どれくらいの距離のパター練習をするのですか?」との学生の質問に、自ら手本を見せながら「1メートルが基本。1メートルが入らなかったら、2メートルも3メートルも入らないんだ」と答えます。「スライスが苦手なんです」と話す学生には「得意な人なんていないよ」と、冗談で学生たちを笑わせます。リラックスムードのS・K・ホプロのレッスンでは、学生たちも気軽に質問できていたようでした。
貞方プロのアプローチ練習では、学生のフォームをチェックしていたプロがいきなり「チップ(・ショット)、重症やな。苦手やろ?」と声をかけます。学生は「分かるんですか?!」と少し驚いた様子。素人目には分からずとも、さすが第一線のツアープロともなれば、たちまちその弱点は見破れてしまうようです。「フェースは常に真っ直ぐ!」「手で打つんじゃなくて、体で打つんだ!体が回ってへんのに、手で打とうとするからダメなんだよ。アプローチは、小さなショットだと思わんと!」。貞方プロのレッスンは、誰よりも熱いものでした。
こうして、気温32度の炎天下で行われた実技レッスンは、真夏の暑さをものともしないほど、充実したものになりました。
東北福祉大3年
TVの影響で、大学に入ってからゴルフを始めました。名門ゴルフ部なので、とまどいはありましたが、やってみたらハマってしまいました。今回のレッスンはとても分かりやすかったです。特に、S・K・ホプロの“パターのラインの読み方”がよくて、今後の練習の参考にしたいと思います。
東北福祉大3年生
中学2年生の時からゴルフをやっていて、将来はアダム・スコットのようなプロゴルファーになるのが夢です。貞方プロから教えてもらったアプローチがすごくよかったです。スクエアに構えて打つというシンプルなことができていなかったことに気づかされました。モチベーションがすごく上がりました!
東北福祉大2年生
大学に入ってからゴルフを始めました。将来は世界で活躍するプロゴルファーになりたいと思っています。今日の指導では、星野プロと竹村プロの打撃レッスンがよかったです。ワンポイントアドバイスが分かりやすかったです。
東北福祉大3年生
高校からプロを目指して日々練習しています。星野プロから、自分でも気づいていながらなかなか直せなかった癖を指摘されて、びっくりしました。これからの練習に活かせますし、これからもこうした機会があったらぜひ参加したいです。
東北高校2年生
中学2年の時からゴルフをやっています。もともとは団体競技が苦手で始めたのですが、今は真剣にプロゴルファーを目指しています。あこがれの選手は、石川遼選手です。今日は、S・K・ホプロのパターレッスンがよかったです。構え方から入り方まで、ためになりました。また参加したいです。