3、4位決定戦は福島VS山形
3、4位決定戦と5、6位決定戦は共に泉パークタウンベガルタ人工芝グラウンドで行われました。3、4位決定戦は予選リーグで共に2位だった福島県選抜と山形県選抜の戦い。前半14分、ペナルティキックで福島が先制点をあげます。両チームともお互い声を掛け合い、ボールの動き、チームメイトの動きを意識しての試合運びで、特に福島のゴールキーパーが声を張り上げ、的確な指示を送っていました。両チーム一歩も譲らない攻防が続き、前半32分、山形のキーパーが一旦止めたボールをすかさずシュートし、福島が2点目のゴール。更に速攻でパスをつなぎ追加点をあげたほか、フリーキックでもゴールを決め、前半終了。ハーフタイム中に霧雨が降ってきましたが、後半も白熱した戦いが続き、39分、福島が追加点をあげて5対0で福島の勝利となりました。山形は惜しくもゴールが決めることはできませんでしたが、両チームの熱い攻防戦は手に汗握る見応えのある試合となりました。
選手、監督インタビュー
福島県選抜代表 堀江亮博選手 背番号1カメイカップはすごくレベルが高くて、もっと上手くならなければいけないと感じた大会でした。昨日の1試合目に退場になったのが一番残念なことです。普段から心がけていることは、試合ではなるべくシュートを打たせないのが一番良いと思っているので、シュートまでの過程の中で、声掛けをしながら味方をしっかり動かしてボールを取りきるということを目標にしながらやっています。高校に行っても選手権などで活躍して、将来はプロになりたいです。 |
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福島県選抜代表 植村隼人選手 背番号7この大会で東北の高いレベルでサッカーができたことは自分のプラスになっていると思います。トレセンリーグで全然点が取れず失点ばかりだったんですけど今回大会では、福島県の代表として恥じないプレーをしようとチームがひとつになって、決勝には行けなかったんですけど勝利を手にすることができたのだと思います。高校生になるともっとレベルが上がってくるので、今から対応できるプレーを目指して意識から変えていきたいです。あとは、オリンピックのメンバーに入れたら良いと思います。 |
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福島県選抜代表 加藤稜賀選手 背番号6チームで合わないところなども、みんなで話し合って、このカメイカップでユアテックスタジアムに行こうということをひとつの目標としてみんなで掲げてやれたことが一番良かったです。印象に残っているのは、一戦目の秋田戦。キーパーが退場になり1人少ない中、その1人分をみんなで補ってプレーしなきゃいけないということで、自分なりに動けて相手のボランチを防げたということです。サッカーの魅力は、全員でプレーできるということと、ベンチとか出てない選手、見に来てくれる保護者の皆さんも含め、一試合一試合みんなで戦うということだと思います。 |
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4位の山形県選抜 大沼久一監督結果は得られませんでしたが、選手も僕も色々な新しいことを発見できたので良かったかなと思います。戦術なども大事ですが、基本的に個人の技術と判断能力というのがゲームを大きく左右していくと思うので、今後の練習に活かしながら、より一層そこに力を入れて磨いていこうと思います。この大会には、技術と判断ができる子を選んできたので、力まかせではなく、上手く周りを見てゲームを進めることはできたのかなと思います。ここで感じたことを県内に戻ってからほかの子たちに伝えたり、来年またこういうステージに立つ選手たちに発信できればと思っています。 |
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山形県選抜代表 進藤陸選手 背番号9自分の持ち味はスピードだと思っていたんですけど、やっぱり選抜になると各県のトップの人たちが来ているので、みんなあまり差がなくて、自分の特徴を周りの選手を使ってどう活かすのかっていうことがまだまだでした。フリーキックも自分のチームだと結構決めていたんですけど、今回は何回もはずしてしまって残念だったなというのが一番印象に残ってます。あと、自分はフォワードで、今大会0点で終わってしまったのがとても悔しい。来年は国体もあるのでそれに選ばれて、勝って本戦に出場することと、東京オリンピックが決まったので、そこに向けて頑張っていきたいです。 |
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山形県選抜代表 横山颯汰選手 背番号11カメイカップでは、仲間との信頼関係や一人ひとりの良さなど、サッカーのこともサッカー以外のことも学べたので良かったと思います。選抜チームの良さは、簡単にロングボールを前に放り込まないで、しっかりつないでいけるところだと思います。この大会では、ボランチからきれいに取ることができたので、それが一番印象に残っていますね。目標は、高校で選手権に出られるようになりたいということです。 |
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山形県選抜代表 登坂信裕選手 背番号10東北が注目する大会で、二連覇するという気持ちで臨んだんですけどなかなか難しかったです。今回はレベルが高い大会でしたね。岩手戦の2点目と3点目は、自分の特徴である、速い細かいタッチでのドリブルとか、周りを見てボールを動かす積極性などが出せて良いプレーができたかなと思います。目標はまず高円宮杯で全国目指して頑張るということと、高校に行ってもっと全国から注目されるようなプレイヤーになることです。サッカーの魅力はリーグに出ている11人だけでなくベンチとかスタッフとか全員一丸となって勝利を勝ち取ったときの感動とか達成感が大きいところだと思います。 |
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5、6位決定戦は岩手VS秋田
5、6位の決定戦は岩手県選抜と秋田県選抜の戦いとなりました。秋田は大きめのパスで繋いでいきますが、岩手のディフェンスに阻まれ前半9分、ゴール前の素早いパスからのシュートで岩手が先制点をあげました。攻めと守りが拮抗した戦いの中、前半22分、岩手が2点目のゴール。なかなか攻めにいけない秋田も岩手の空きを狙って1点を返します。更に得点を狙いたい秋田でしたが、岩手の鉄壁のディフェンスに秋田得意のパス回しを阻まれ、なかなかゴールまで辿りつけません。その後も岩手にペースを掴まれ32分、36分に2点のゴールを許し前半終了。
後半スタート間もなく岩手がゴールを決め、秋田も負けじとシュートを打ちますが岩手のゴールキーパーに抑えられ惜しくもゴールならず。後半10分、ペースを掴んだ岩手が更に追加点をあげ、6対1で岩手の勝利となりました。
素早いパス回しでシュートまでこぎつけようとする秋田と最後まで粘り強く守り続けた岩手。白熱した試合でした。
選手、監督インタビュー
5位岩手県選抜 梶原聡記監督昨日ディフェンスの面で上手くいった部分もあったのですがボールを奪ってからがちょっと雑で、上手く攻撃に繋がらなかったので、ボールを取ってからパスに繋げることを大事にしようということで周りの動きとボール持った人の判断を良くしようと修正して今日は臨みました。今日は秋田の方が上手にボールを回していましたが、私たちは上手くボールを取ることができたので点に繋がったんだと思います。このチームの良いところは、やはり敵陣でボールを奪えるというところですね。そこから真ん中をつくショートパスからショートカウンターみたいな感じで点を取りにいけるというところと、最後まで粘り強く守れる選手が多いので、そこも強みだと思います。今後リーグ戦がまだ続くのでボール取った後の攻め方、個人もそうですし、チームでの判断で上手くボールを活かしていきたいと思います。 |
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岩手県選抜代表 伊藤隆人選手 背番号10昨日は自分たちの良さが出せず、今日はその修正点を意識してできたので良かったです。2点目のゴールを決めることができたので、それが印象に残っています。今後は、クラブチームで全国優勝目指して頑張ります。将来の夢は、まずJリーガーになってそこから世界に羽ばたける選手になりたい。サッカーは練習してきたことをみんなでできて、一生懸命やる楽しさが分かるスポーツだと思います。 |
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岩手県選抜代表 腹子直哉選手 背番号2昨日は2試合とも3失点と悔しい思いをして、今日に臨んで、1点で守れたので良かったと思います。後ろから声を掛けて、前に詰めてボールを取れたことは良かったと思います。みんな明るいので普段の練習からお互いに声は出しますね。今後はクラブチームに戻ってからしっかり練習して全国行けるように頑張ります。サッカーの魅力は、チーム全体でやるっていうことと、やっていて面白いことです。 |
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岩手県選抜代表 小野寺拓海選手 背番号7大会前からみんなで優勝しようって言っていたんですけど、一試合目の山形戦で負けてしまい、すごく悔しかったです。相手の陣地でボールを奪ってショートカウンターで攻めるというのが自分たちの良さだとみんな分かっていますが、昨日はそれが上手く出せなかったので、今日こそはと臨んで最後勝てたので良かったです。今後は高円宮杯やトレセンマッチで勝てるように頑張りたいです。 |
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6位の秋田県選抜 栗原英毅監督今年からブラウブリッツ秋田のユースの子たちが改めて入ったので、チーム力としてまだ完成度が非常に低く、ボールを動かせるけど、受け手と出し手のタイミングが合わなかったり、コミュニケーションが取れていなかったりしての失点だったのでもったいなかったと思います。上手く回るとすごくきれいなパス繋ぎになるし、今日の後半はそんなに悪くなかったですけど、まだうまく融合しきれていないためストロングポイントを出せなかったですね。今後は、まず来年の国体に向けてひとつのチームにしていくというのが我々トレセンの監督並びスタッフの責任だと思いますし、将来プロサッカー選手になれるような人材を育成していくということをトレセンを通じやっていきたいと思います。 |
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秋田県選抜代表 伊藤大選手 背番号7カメイカップは各県の選抜メンバーということだけあって、プレッシャーをかけられるのが早いし、パス回しも速くて、やっぱりレベルが高かったと思います。今回はちょっとミスが多かったというところが反省点です。この大会の経験を活かして、来年の国体でできるだけ上位がとれるように頑張ります。 |
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秋田県選抜代表 遠山広大選手 背番号3県選抜というレベルが高い中で自分が通用する部分や課題がはっきりしたのでそれが一番の収穫でした。もっと相手の動きをよく見て、試合の展開を読んだり、ゲームを作っていく部分がまだまだ足りないと思ったのでそれが今後の課題です。また、東北大会もクラブユースで負けてしまったので、高円宮杯でしっかり県予選を突破して東北で優勝して全国に行ってリベンジしたい。あと県選抜ではこれからトレセンマッチがあるので、どんどん試合を重ねてチームとしてレベルを高めていって、来年国体で勝てたら良いなと思います。 |
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サッカーを通じて精神的にも成長し
心技体3つのバランスがとれた選手に育ってほしい
東北サッカー協会 副会長
社団法人宮城県サッカー協会 会長
大久保芳雄さん
今回の決勝はかなり緊迫した試合でしたね。準優勝となった青森もゴール前を厚く攻めるという青森の特徴を出して1点取り、その後点数は開きましたが実力的には拮抗していたと思います。宮城は中盤からのスルーパスが出てそれが得点に繋がったということですね。
15歳ですからこれから自分がどういう方向に進んでいくかということ、精神的なものがこれから大事になって来る歳です。代表を目指すと言っても、ただ目指すのではなく、今どういう目標で、自分がどういうサッカーのスタイルにして、そのためにどういう勉強をしながらやっていくか考えることが大事。技術的なことだけじゃなくてそういうことをきちんと考えるということで将来差がついてきます。良い選手はみんなそこができているんですね。日本代表の本田なども高校1年のときから食事のメニューや練習メニューを毎日書いていました。そういうことができるかできないかの境目なんですね15歳というのは。なんでも心技体と言いますけど、その3つのバランスがうまくいかないとなかなかテッペンを目指していけないと思います。
このカメイカップから日本代表が5人、Jリーガーは30人以上出ています。本体会は、その後自分がどういう目標をもっていくか、どういう形でやってそれを実現するかということを考えるきっかけ、スタートになる大会です。ここに向かってきて、ここで気づいたことを活かしていって欲しいです。
そして今の人たちに大事にして欲しいことは、フェアプレーとリスペクトの精神ですね。審判に異議を申し立てないとか相手に対して、ファールは良いんですけど、そのときも握手をするとか、そういうことをやはりきちんとやっていく。そういう選手にならないと成長していかないと私は思います。
また、今は色々な選手の本が出ていますよね。そういうことも色々勉強しながら自分のものにしていく、それで自分なりのスタイルをつくっていって欲しいです。
自分から求めないと願いは叶わない
自分がどうなりたいのか目標をしっかり持って欲しい
社団法人宮城県サッカー協会 技術委員長
鈴木武一さん
6県とも力が拮抗していて、予選ブロックリーグから力の入ったゲームが多く、どのチームが決勝に出てもおかしくない予選の戦いぶりで、見応えがありました。指導者の意識も高くなってきているので、エリアによって指導の質が落ちるというのはなくなりましたね。日本サッカー協会が掲げる、全国どこでも同じような質の指導をというのが本当に浸透してきたのだろうなと思います。
こういう大会を勝ち残るためには、チームとしてまとまっているかどうかというのがすごく大きなポイント。例えば大きな声が出る出ないというのは、しっかり指示ができているかできていないかということです。声を出してくれる選手がいて、チーム全体のバランスをとったりまとめたりできる選手がいるチームはしぶといですよね、戦っていく中でも。それは声だけじゃなくてディフェンスのところ、中盤のところ、攻撃のところでも核になれる、そういう選手がいるということに繋がるし、そういうチームは強いですよね。ある程度役割分担ができていて、その自分の役割をきっちり果たせるチームが勝ち残るのかなと思います。
東北の中だけでなく日本の中でも、サイズはもちろん専用スタジアムだということもあるし、このスタジアムはほんとに良いスタジアムなので是非ピッチに立ってここでプレーしてほしいなと思います。あとはここでゲームできる子供たちはロッカールームも入れるんです。プロと同じロッカールームに。実はここのロッカールームも選手にとって使いやすいと評判が良いんですよ。見る人にとっても良いスタジアムだしプレーする選手たちにとってもすごく良いスタジアムです。だから是非立って欲しい。
私からのアドバイスは、自分で求めないと願いは叶わないので、まず求めて欲しいということです。何になりたいのか、プロになりたいのか、日本代表になりたいのか、海外でプロになりたいのか、ここのピッチに立ちたいのか。色々あると思いますが、まずは自分の目標をしっかり持って欲しい。あとはその目標に向かってしっかり努力していく、積み上げていく。そうやって夢を叶えていって欲しいです。その夢は、我々指導者がしっかりサポートしていきます。
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3位の福島県選抜 小野隆儀監督
一戦一戦みんなが成長しているところは試合を見ていて感じました。これまでトレセンマッチでなかなか勝てない試合が多かったんですけど、ここにきて、ようやくみんなが力を発揮できるチームになったと思いました。このチームは、攻撃と守備をみんなで一生懸命やって、そこから試合を組み立てていくというスタイルなので、今回はそれができて、勝ちに繋がったんだと思います。とにかくみんなすごく仲が良いのでチームワークが良いですね。今後は、できるだけ多くの選手にできるだけ上のレベルで戦ってもらえるように指導・支援をしていきたいです。