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今年で12年目を迎えた「カメイ親子ふれあい楽天イーグルス野球教室」!

毎年夏恒例の大人気イベント「カメイ親子ふれあい楽天イーグルス野球教室」が、7月28日(土)、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である楽天生命パーク宮城 室内練習場で開催されました。

スポーツを通じた子どもたちの健全な育成を目指しスタートしたこのイベントは、今年で12回目を迎えました。たくさんの応募の中から抽選で選ばれた50組100名のみなさんが、楽天イーグルスアカデミーコーチの指導のもと、充実した時間を過ごしました。

開場前から長蛇の列が!

時折雨がぱらつきましたが、おかげで日本列島を連日騒がせるような酷暑は一休みした当日。野球をするにはちょうど良い気温の一日となりました。楽天生命パークの室内練習場前には、受付時間である午前8時30分よりもかなり早い時間から参加者のみなさんが集合し、列を作っていました。急きょ開場時間を早め、受付を済ませた親子から教室の行われる室内練習場の中へ。初めて見る室内練習場の様子に「すごい、すごい」と歓声をあげ、周囲を見回す子、「楽しみだね」と会話を交わす親子の姿が見られました。

午前9時、開会式がはじまります。今回、指導してくれるのは、楽天イーグルスアカデミーコーチの永井怜コーチ、鉄平コーチ、後藤光尊コーチです。

永井コーチは「ウォーミングアップの前に、みなさんまずは水分を補給しましょう」と声をかけ、参加者のみなさんはそれに従います。

ウォーミングアップをしたら、親子でキャッチボール

さぁ、いよいよ親子ふれあい野球教室のはじまりです。

まずは、ウォーミングアップから。永井コーチの指導で、しっかりストレッチを行います。マウンドを中心にして円形に広がったら、ひざの屈伸やアキレス腱を伸ばします。そして、親子で向かい合ってじゃんけんをして、敗者が勝者の周りを走って回ったり、大きな声で「キラキラ!」と叫びながら両手足を広げてジャンプする"スタージャンプ"をしたり、ゲーム性の高いストレッチに大人も子どももとても楽しそう。そこかしこに笑顔があふれる楽しい時間になりました。

体を十分ほぐした後、低学年・高学年でチーム分けをして、いよいよ練習に入ります。

低学年の1〜3年生は室内練習場でキャッチボールを行います。指導するのは、永井コーチと後藤コーチです。永井コーチは、ボールの握り方から指導します。「縫い目に指をかけて握ってね。握り方が正しくないと、ボールに変な回転がかかってしまうから注意してね」と話します。そして、「ボールを投げる手の甲を頭にポンポンと置いてから投げてごらん」と、実演してみせます。こうすることで、野球初心者でもひじをしっかりと上げることができるのだそうです。また「足をしっかり上げて、まっすぐステップできるようにしましょう」とアドバイスもくれました。

まずはワンバウンドで行い、そのあとはポーンとボールを高く上げてのキャッチボールです。コーチが目の前でアドバイスをくれるので、子どもたちもうれしそうでした。

4〜6年生の子どもたちは、同じ内容のレッスンを鉄平コーチのもと、屋外のグリーンフィールドで行いました。

親子でのキャッチボールがはじまると、3人のコーチがそれぞれのフォームをチェックしてくれます。「グローブを持っているほうの足をしっかり上げて、投げる方向にしっかり下ろしてごらん」などと、細かくアドバイスをしていきます。

わかりやすいアドバイスのおかげで、子どもたちも投げるスピードが速くなり、コントロールもどんどん上達していきます。

休憩をはさんで、低学年はグリーンフィールドで守備練習、高学年は室内練習場でバッティング練習を行います。

守備練習は、永井コーチと後藤コーチが指導します。「ボールを捕るとき、自分のベルトより上だったらグローブの指先は上、ベルトより下だったらグローブの指先を下にして。この上下の切り替えがうまくなれば、補球がぐっと上達するよ」と、アドバイス。

まずはワンバウンドで補球を行い、続いてはゴロ。「ゴロを捕るときは、足を肩幅よりも広くして、お尻をしっかり落とす。そして、グローブを地面につけて体の真ん中でボールを捕ろう!」とわかりやすく指導してくれました。

バッティングは、鉄平コーチが指導。「利き手が上になるように握って足を広げたら、力をためて思い切り打つ。バッティングは思い切りやることが大事なんだよ。スイングするときには、顔を振らないように気をつけて」と話し、一人ひとりのフォームをチェックします。

アドバイスをもらって飛距離を伸ばす子もいれば、なかなかバットにあたらず空振りが続く子もいましたが、みんな楽しそうに、真剣にバットを振っていました。

そのあとは、低学年、高学年が入れ替わって守備、バッティング練習を行いました。

“元楽天エースのピッチング&スラッガーのバッティングを目の前で!

続いては、コーチによるデモンストレーション。まずは、現役時代、田中将大選手、岩隈久志選手とともに"楽天先発三本柱"の一人として活躍した永井コーチがピッチングを披露。「160km出して!」と子どもたちの声が飛ぶ中、「じゃあ、いくよ!」とボールを投げると、バシーン!という大きな音とともに、鉄平コーチのミットに吸い込まれます。そのほかにも、カーブやスライダーといった変化球も投げ、その迫力に子どもも大人も圧倒されていました。

次は、鉄平コーチと後藤コーチのバッティングです。バットから快音を響かせ、遠くへ飛ばすそのスイングはさすがの一言。時折、天井ネットを揺らすほどの大きな当たりに、参加者からは拍手と歓声があがりました。

最後は恒例の勝ち残りノック。優勝は誰の手に!?

野球教室の最後は、恒例の勝ち残りノックです。低学年、高学年、お父さん、お母さんの4つのグループに分かれて勝ち残りノックを行います。最後まで残った人には、楽天イーグルスレプリカユニフォームが贈られるということで、みんな真剣そのもの。

守備練習の成果もあって、コーチが打つ打球にしっかり対応します。しかし、次第に難しくなるゴロに、どんどん人数が絞られていきます。そうして、それぞれのグループから一人ずつ優勝者が決定しました。

お父さん、お母さんの対決には、子どもたちの大きな声援が起こります。手に汗握る大接戦の末、優勝者が決まると、みんなで大きな拍手を送りました。

こうして、たくさんの汗をかき、笑い、親子で楽しんだ野球教室が終了しました。

レプリカユニフォームのプレゼントに笑顔!

勝ち残りノックで優勝した4人に景品の楽天イーグルスレプリカユニフォームがプレゼントされました。

閉会式では「運動不足のお父さん、お母さんはしっかりストレッチをしてください。そして、ぜひ球場に足を運んで楽天を応援してください」と、永井コーチ。鉄平コーチは「僕も両親とキャッチボールをして野球選手になりました。これをきっかけに、親子で野球を楽しんでください」。後藤コーチは「夏休みにこうやってコミュニケーションがとれるのはいいこと。この時期にしかできないことを楽しんでください」と、話してくれました。

最後は全員で横断幕を前に記念撮影を行います。そして、閉会式終了後には、3名のアカデミーコーチからサインをもらって、参加者のみなさんは笑顔で帰路につきました。

カメイ 親子ふれあい楽天イーグルス野球教室 2018 フォトアルバム

インタビュー

難しいところもあったけれど、今日はお父さんとキャッチボールできたのがとても楽しかったです。野球はたまに見に来ていて、銀次選手が好きです。

守備練習で、ゴロをきれいに捕れたときが楽しかったです。楽天では岸選手のファンで、ピッチングがとても上手なところが好きです。勝ち残りノックで、女の子では最後まで残れたのでうれしかったです。

イーグルスが大好きで、ファンクラブにも入っています。普段、野球をプレーすることはあまりないけれど、今日はお母さんと一緒に参加できて楽しかったです。

今回の教室はお母さんが見つけて応募してくれました。野球は習っていないけど、バットは家でよく振っているので、打撃練習がとても楽しかったです。将来、野球選手になるのが夢です。

打撃練習で、ホームランのあたりを感じることができて楽しかったです。なによりも、お父さんと一緒に野球ができたことがうれしかったです。

去年から野球を習い始めました。普段は、外野やファーストを守っています。なので、守備練習がとてもためになりました。将来は野球選手になって、メジャーリーグで活躍するのが夢です。

小学校6年生になってから野球を始めました。普段はショートを守っていて、今日は勝ち残りノックで勝ててうれしかったです。将来はプロ野球選手になりたいと思っています。

野球を始めて1年くらいです。普段、お父さんと一緒に野球をすることがないので、今日は一緒に遊べたのがうれしかったです。あと、お父さんが勝ち残りノックで勝ったので、かっこよかったです。

永井アカデミーコーチ

メッセージ

野球を通して親子のコミュニケーションを図るお手伝いができて、とてもよかったです。今日は、投げる、打つ、捕るという野球の基本的なことをしました。僕自身も、親と一緒にキャッチボールをして野球が大好きになったので、これをきっかけに、ぜひ親子でキャッチボールをしてみてほしいですね。そして、今球場では「夏スタ」を開催中です。プロ野球を生で見て、もっともっと野球を好きになってもらえたらうれしいです。

鉄平アカデミーコーチ

メッセージ

僕は5歳くらいから野球を始めて、もう30年くらいプレーしています。今でも、小学生のころに両親とキャッチボールをした楽しい記憶が残っています。なので、お父さんやお母さんは、ぜひお子さんとキャッチボールをしたりして、楽しい夏休みを過ごしてもらえたらいいと思います。そして、野球は、すべてのスポーツに通じる競技です。野球ができれば、ほかのスポーツも上達します。ぜひ、楽天のジュニアスクールにもきてみてくださいね。

後藤アカデミーコーチ

メッセージ

夏休みということもあり、親御さんたちにはお子さんたちとこうした形でコミュニケーションが取れるいい機会になったのではないでしょうか。今回、初めてこの教室に参加しましたが、みなさんの笑顔を見ることができて僕自身も楽しかったです。小学生くらいのときには、野球だけにとどまらず、いろんなスポーツをやってみることも大切なのではないかと思います。

東北楽天ゴールデンイーグルス

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