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今年で11年目を迎えた「カメイ親子ふれあい楽天イーグルス野球教室」!

夏休みの恒例行事として、毎年大人気となっている「カメイ親子ふれあい楽天イーグルス野球教室」が、7月29日(土)、楽天イーグルスの本拠地であるKoboパーク宮城室内練習場で開催されました。

スポーツを通じた子どもたちの健全な育成を目指しスタートしたこのイベントは、今年で11回目を迎えました。50組100名の親子が集まり、楽天イーグルスのジュニアコーチの指導のもと、充実した時間を過ごしました。

雨を吹き飛ばす気合十分の参加者のみなさん

東北地方の梅雨明け宣言が待たれる中、当日は朝からあいにくの雨模様。開場を待つ参加者のみなさんは早々にコボスタの室内練習場前へ。8時30分から受付を済ませた親子から野球教室の行われる室内練習場の中へと入っていきます。初めて室内練習場に入り、目を輝かせながら「結構広いんだね!」と驚きの声をあげる子どももいました。

午前9時、楽天イーグルスのインターネットラジオでDJを担当する河内一朗さんのアナウンスで開会式がはじまります。今回、親子を指導するのは、楽天イーグルスジュニアコーチの永井怜コーチ、西村弥コーチ、山崎隆広コーチです。

永井コーチは、2009年に13勝を挙げ、現在シアトルマリナーズで活躍する岩隈久志投手、NYヤンキースで活躍する田中将大選手とともに"楽天3本柱"としてチームを支えた元エース。西村コーチは、2005年の大学生・社会人ドラフト1巡目で楽天に入団し、その守備力で何度もチームのピンチを救いました。そして山崎コーチは、2005年に楽天に入団し、フレッシュオールスターへの出場経験があるだけでなく、来シーズンからはクラーク国際女子硬式野球部への監督就任が決まっています。

楽天ファンのお父さん、お母さんには、選手としても馴染みのあったコーチ陣だけに、みなさんとてもうれしそう。

ウォーミングアップ後は、2グループに分かれて守備&バッティング

参加者全員で「よろしくお願いいたします」と元気よく挨拶して、いよいよ教室のはじまりです。

まずは、しっかりストレッチを行います。膝の屈伸やアキレス腱伸ばし、親子で向かい合ってじゃんけんをして、敗者が勝者の周りを走って回ったり、股の下をくぐったりもしました。ゲーム性の高いストレッチは、大人も子どもも大興奮!さらには、片足をあげたバランストレーニングを行うなどしっかり体を温めました。

ここで参加者のみなさんは、1年生〜3年生の低学年、4年生〜6年生の高学年チームに分かれます。

1〜3年生は、守備練習を行います。指導するのは、永井コーチと西村コーチです。永井コーチが「まずは、グローブを持たずにボールの持ち替えをしてごらん」と、実演してみせます。セルフキャッチと呼ばれる、自分ひとりで行うキャッチボールを行うことで、しっかりボールを扱うことを学びます。

まずは胸の前で行い、そのあとは頭の上でボールを高く上げてのキャッチボールです。コーチが見回りながらアドバイスをくれるので、子どもたちもうれしそう。

続いては、ゴロを取る練習です。西村コーチが「足を開いて腰を落として、腕はワニさんの口みたいにパク!ってするんだよ」と丁寧に教えてくれます。

親子でのキャッチボールでは、子どもたちが先ほどの西村コーチの「パクっ!」を忠実に再現します。「わかりやすい指導のおかげで、子どもたちもボールのキャッチが正確になり、キャッチボールのカウントもどんどん上がっていきます。

一方、高学年はバッティング練習を行い、スラッガーの山崎コーチが指導にあたります。「思いっきりバットを振って。バッティングは立つ位置が大事だよ。遠くにボールを飛ばすために、右バッターは右足に、左バッターは左足にパワーをためよう。それから、ボールにあたるまではしっかりボールを見て。当たったら視線を遠くにやるんだよ」と話し、一人ひとりのフォームをチェック。「お父さん、お母さんもやってみてください」。子どもたちと一緒になってバッティングに挑戦します。親子とも、コーチからの声がけで飛距離が伸びていきます。

そのあとは、低学年、高学年が入れ替わって守備、バッティング練習を行いました。

“楽天先発三本柱”のピッチングを目の前で!

そして、コーチによるデモンストレーションも行われました。現役時代、"楽天先発三本柱"のひとりとして活躍した永井コーチのピッチングは、バシーン!という大きな音とともに、西村コーチのミットに吸い込まれます。さらに、「永井コーチのピッチングを、体験してみたい人?」と西村コーチが聞くと、みんな元気よく「はーい!」と手を上げます。そして、選ばれた子がバッターボックスに立つと、永井コーチが投球します。バッターボックスに立っていた男の子は、ボールがミットに吸い込まれると、周りをキョロキョロ。「速くて、全然見えないよ!」と、驚きの声をあげます。

続いては、山崎コーチのバッティングです。バットから快音を響かせ、遠くへ飛ばすそのスイングはさすがの一言。外野にまわった永井コーチがジャンピングキャッチをしようとしますが、なかなか取れません。西村コーチが「ちゃんと取って!」とはやし立てると、周りからは笑いが起こりました。

恒例の勝ち残りノック。優勝者には豪華賞品が!

野球教室の最後は、毎年大きな歓声があがる勝ち残りノックです。最後まで残った参加者には、楽天イーグルスレプリカユニフォームが贈られるということで、みんな気合十分。1,2年生、3年生、4〜6年の高学年、お父さん、お母さんの5つのグループに分かれての勝ち残りノックを行います。

守備練習の成果か、コーチが打つゴロにもしっかり対応します。次第に難しくなるゴロに、思わずエラーをしてしまう子もいれば、見事キャッチをして拍手をもらう子もいました。そうして、それぞれのグループから一人ずつ優勝者が決定します。

お父さん、お母さんの対決には、子どもたちの大きな声援が起こります。手に汗握る大接戦の末、優勝者が決まると、みんなで大きな拍手を送りました。

こうして、あっという間に時間は過ぎ、野球教室が終了しました。

コーチからレプリカユニフォームを手渡され、大満足!

閉会式では、勝ち残りノックで優勝した5人に景品の楽天イーグルスレプリカユニフォームがプレゼントされました。

閉会式では「運動不足のお父さん、お母さんはしっかりストレッチをしてください。そして、今年は楽天もとても調子がいいので、ぜひ球場にも足を運んでくださいね」と、西村コーチ。永井コーチは「お父さんやお母さんも忙しいと思いますが、今日は野球を通して親子でふれあえる時間が持てたと思います。今は公園でキャッチボールをするのも難しいので、やりたい子は、楽天のスクールに来てみてくださいね」と。山崎コーチは「僕も小さい頃お父さんとキャッチボールをしていい思い出になっています。みんなも目標を持って野球を続けてほしいし、いつか楽天に入団するような選手がここから生まれたらいいなと思います」と話してくれました。

最後は全員での記念撮影。閉会式終了後には、コーチからサインをもらって、参加者のみなさんは大満足の様子でした。

カメイ 親子ふれあい楽天イーグルス野球教室 2016 フォトアルバム

親子インタビュー

楽天が大好きで、よく試合を観に来ます。野球は、ファインプレーを見ると、すごく楽しいなと思います。今年は楽天が強いので、うれしいです。普段は遊ぶ程度ですが、野球が好きなので、中学に入ったらソフトボール部に入ることも考えています。

今日は、お母さんが応募してくれて、お父さんと一緒に来ました。野球は観るのは好きだけど、やるのはまったく初めてでした。ちょっと難しかったけど、バッティングが面白かったです。

野球はたまに観戦する程度で、プレーはあまりやったことがありません。でも、中学で部活が始まるので、お母さんが夏休み中にいろいろなスポーツをしたほうがいいということで応募してくれました。今日は楽しかったです。

永井コーチのピッチングのバッターボックスに立ちました。もう、速かった!としか言いようがないほど速かったし、まったく打てる気がしませんでした。でも、始球式みたいで楽しかったです。

勝ち残りノックで優勝できました。小学校1年生のときから野球をやっていて、大好きなのでうれしかったです。今日は、お母さんも勝ち残りノックで優勝したので、応募したお父さんも喜ぶと思います。

高学年部門の勝ち残りノックで優勝しました。普段はお兄ちゃんと遊びで野球をやる程度なので、勝てるとは思っていませんでしたが、残り二人になったときに負けたくない気持ちが強くなりました。今日は、バッティングの練習が楽しかったです。

勝ち残りノックの父親部門で優勝しました。昔は野球をしていて、家族でもよく野球観戦に来ます。息子はウィーラー、私はペゲーロのファンです。息子には、将来野球選手になってほしいなと期待しています。

楽天が大好きで、銀次選手と則本投手のファンです。普段はスイミングを習っていて、野球をすることはありません。今日は、バッティング練習がとても楽しかったです。勝ち残りノックでは、ボールが飛んでくるたびにドキドキしました。

永井コーチ

メッセージ

僕自身も親ではあるのですが、なかなか忙しくて親子で野球をするという時間が持てないんですよね。なので、こうした機会を積極的に利用して、キャッチボールとか野球をしてもらえたらうれしいです。僕の父はよく野球に連れて行ってくれて、それで僕も野球に興味を持てたので、ぜひ楽天の球場にも足を運んでくださいね。

西村コーチ

メッセージ

野球を通して親子でコミュニケーションを取ってもらえたらという思いで行いました。今年は雨が降ってしまったので、狭い場所でも可能なプログラムにしました。あとは、野球をやったことがない子もいるので、「クルッ」とか「パクッ」といった擬音語を使ってみました。楽しんでくれたらうれしいですし、Koboパークに来てもらいたいですね。

山崎コーチ

メッセージ

今日は、楽しそうに体を動かしてもらえてよかったです。この機会に野球に興味を持って、野球人口が増えたらうれしいですね。あと、僕は来年からクラーク国際女子高等学校の女子野球チームの監督になるのですが、今、小学校や中学校で野球をやっている女の子たちが目標にしてくれたらうれしいです。

東北楽天ゴールデンイーグルス

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