
8月24日(日)、多賀城市総合体育館にて「カメイ 仙台ベルフィーユバレーボール教室」が開催されました。
当日は、仙台ベルフィーユ葛和伸元監督、選手11名が参加し、午前の部は小学生、午後の部は中学生、総勢120名の指導にあたりました。この日は、「FIVBワールドグランプリ2014」の決勝戦、日本対ブラジルが行われるということもあって、子どもたちのバレー熱も一層ヒートアップ!レッスンは、とても活気に満ちたものとなりました。
午前の部の開会式は、午前10時の予定。しかし、参加者たちは、1時間以上も前から会場入りし、それぞれストレッチやランニング、ジャンプなどを行い準備万端。急きょ、開会式の時間を早めてのレッスンスタートとなりました。
開会式では、宮城県バレーボール協会の遠藤健三理事長が「去年の夏は、グラチャンの試合がこの宮城県で行われて、大変な盛り上がりをみせました。そして今は、東京でワールドグランプリが行われていて、皆さんもテレビで見ていると思います。今日は、ベルフィーユの選手の皆さんにバレーボールの楽しさを教えていただきます。参加してくださった皆さんが、将来、選手はもちろん、監督やアナリストといったもの、なんでもいいので、バレーボールに関わっていきたいと思ってくれたらうれしいです」と挨拶しました。
まずは、体育館を全員で走ったら、3チームに分かれてウォーミングアップを行います。膝をあげて腕で胸に引きつけながら歩いたり、膝をあげてももの付け根からぐるりと回して股関節を緩めるなど、けがをしないよう、30分ほど時間をかけて、入念に行いました。

まず最初は基本となるパスの練習です。2人1組になってオーバーハンドパス(トス)から。「手首を柔らかく、頭の上にあげるんだよ」「オーバーをあげるときは、膝も柔らかくするといいよ」と、細やかに指導するのは、カオリ選手。さらに続くアンダーハンドパス(レシーブ)の練習では、サヤ選手が「相手に優しく出してあげるといいよ。どうやったら取りやすいかなって考えてごらん」と、教えてくれました。


レッスンの後半では、上級者と初級者に分かれます。
初級者グループでは、まずベルフィーユの選手があげたボールをオーバーハンドパスで返す練習をしました。なかなか上手にボールを返せない子どもたち。指導にあたったウイ選手は「手を使わないでヘディングしてみようか。ヘディングって、まっすぐ頭に当てないと、変な方向にボールがいっちゃうでしょ。オーバーパスの受ける位置もそれと一緒なんだよ」。ウイ選手のあげたボールをヘディングで返す子どもたち。すると、要領をつかめたのか、その次のオーバーパスはキレイに返るようになっていきました。「ヘディングの位置に入ることを意識してごらん。そうすれば、きれいなオーバーパスが出せるよ」。ウイ選手の遊び心ある指導に、子どもたちは大満足。休憩時間にはこんなやりとりも。「どうやったらそんなに大きくなれるの?」「たくさん食べて、よく動く。あとは毎日練習でジャンプしているからかな」。
続いては、アンダーハンドパスの練習です。ベルフィーユの選手たちは、一人ひとりのフォームをチェックしていきます。「手首より少し上の位置で受けるんだよ。しっかりしゃがんで、前にパスを出すように意識して」と、サヤ選手。
さらに、ベルフィーユの選手が打ったスパイクをレシーブで受ける練習も行いました。「受けたら、そのまま前進する感じ。そうすると、上手くボールが飛ぶよ」とウイ選手。
スパイクの練習では、選手のあげたトスでアタックを決めます。ネットをなかなか越えられない子には「上に向かって打てば、ネットを越えられるよ」と、アドバイスが飛びます。「上手い!上手い!」「今、飛んで!」。
優しいベルフィーユの選手たちの声がけで、初級者の子どもたちも楽しく汗を流すことができました。

上級者グループは、コートの4カ所を使って、アンダーハンドパス、2段トス、スパイク、サーブの練習です。
まずは、ベルフィーユの選手が打ったスパイクをレシーブします。「怖くない!前に出て!」と、叱咤激励するのは、地元多賀城市出身のアヤ選手。初級者グループに比べ、スパイクのスピードが速いのはもちろんですが、受けたボールがどこに飛ぶかもチェックされます。
続いては、2段トスの練習です。2段トスとは、セッターの位置以外からあげるトスのこと。誰でもできるようになっておかないと、試合で不利になります。
4人ずつコートに入り、レシーバーのボールを後方からアタッカーにあげます。「トス、伸びてないよー!しっかり!」と声をかけるのは、セリカ選手。
その後は、スパイク練習です。ベルフィーユの選手があげたトスをアタックします。さすが上級者だけあって、ズバーン!と気持ちよい音をたててスパイクを決める子がいました。なかなかネットを越えられない子もいましたが、誰もが笑顔で心からバレーを楽しんでいるようでした。最後のサーブ練習でも、ジャンプサーブがきれいに決まる子もいて、ベルフィーユの選手も「上手だね!」と、感心していました。

楽しい時間はあっという間。最後は、みんなでストレッチをして、今日使った筋肉をほぐします。
続く閉会式では、葛和監督が「今日は楽しかった?何が楽しかった?」と聞くと「強打のレシーブ!」との声。「パスとか、アンダーはどうかな?」との監督の問いには、子どもたちは、首を振ったり、下を向いてしまう子も。「そうだね。あまり楽しくないよね。でもね、基本のアンダーとかパスの練習って、一番大事なんだよ。基本ができて、はじめてバレーは楽しくなるんだ。今日教えてもらったことを、明日から取り入れて、これからどんどんバレーが好きになるような練習をしていってくださいね。がんばって!」とエールを送りました。
仙台ベルフィーユ4年目となるシーズンは、いよいよ11月に開幕です。きっと、この日の思い出を胸に、試合にかけつける子どももいることでしょう。皆さんもぜひ、ベルフィーユがプレミアリーグへと昇格できるよう、応援をよろしくお願いします!

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今日は、とにかく皆さんに楽しんでもらえるような練習内容を、ということで選手たちがメインで指導にあたりました。今の時期は、「もっともっと上手くなりたい」「面白い、楽しい」と思えることが何よりも大事なんです。みんなで協力してひとつの目標に向かっていく団体競技というのは、私たち日本人には向いているのではないかと思います。 今シーズンからベルフィーユの指揮をとることになったわけですが、今は選手たちに“チャンピオンになるための考え方”を教え込んでいます。それと同時に、人間的にも成長がなくてはいけませんので、プレミアリーグの選手に比べてマイナスになっている部分を話して聞かせています。昨シーズンはチャレンジリーグの6位ですから、一番上を目指すには、日々どういう取り組みをしていったらいいのかを考えながら、練習しています。シーズンが始まったら、ぜひ応援に来てください。そしてベルフィーユの試合を観て、もっとバレーボールを好きになって、将来の日本のエースを目指してもらえたらうれしいですね。 |
















天真ジュニアアタッカーズ 5年生
1年半前からバレーボールを始めました。今日は、強打のレシーブがとても楽しかったです。日本代表選手の木村沙織選手が憧れです。ベルフィーユの試合は、昨年観に行きました。レシーブもスパイクもすごく上手で、私もあんな風になりたいと思いました。がんばって練習していきます。
塩釜マリナーズ 6年生
今日は、いつも通り声を出して練習ができました。ベルフィーユの選手は、とても分かりやすく優しく教えてくれたのでよかったです。個人的には、スパイクカットが楽しかったです。憧れの選手は、日本代表の宮下遥選手です。私もセッターなので、あんな風にきれいなトスがあげられるよう、今日の練習を参考にがんばります。将来は、バレー選手かパティシエになりたいです。
Angel Smile多賀城 6年生
今日は、短い時間でしたが、他のチームの子たちとも交流を深めることができてとても楽しかったです。私が楽しかったのは、強打を拾ってトスをあげる2段トスの練習でした。私はセンターでやっているのですが、将来は選手から監督になって、ずっとバレーに関わっていきたいと思っています。ベルフィーユの試合はこれまでにも観に行ったことがありますし、次のシーズンも応援にいきたいと思います。