明るく元気にボールをつなぐ 笑顔あふれるバレーボールガール集合!

カメイ仙台ベルフィーユバレーボール教室

強化したいところやレベルに合わせたきめ細やかな指導、充実の時間!

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室1

11月16日(土)「カメイ仙台ベルフィーユバレーボール教室」が富谷総合運動公園・スポーツセンターにおいて開催されました。
今回は、日吉台中学校10名、富谷第二中学校12名、東向陽台中学校17名のバレーボールガールズがプロ選手の指導のもと汗を流しました。

 

プロ選手が目の前に!期待と緊張の開会式

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室2

9時半の開会式の前に集合したバレーボールガールズは、それぞれウォーミングアップを済ませ準備万端!

開会式では、まず諸隈監督が「短い時間ですが一緒に楽しく練習しましょう。また、せっかく今グラチャンも開催されているので、より楽しめるように座学でバレーボールの知識を少し学んでから動いていきましょう。」と挨拶し、本日指導にあたる仙台ベルフィーユのキャプテンの雨堤みなみ選手、芳賀小梨絵選手、大内世莉香選手、佐々木香織選手が紹介され、いよいよバレーボール教室のスタートです。

数の動きから戦略・戦術を考える!これからの練習に役立つ有意義な講義

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室3

まずは諸隈監督のバレーボール講義が行われました。
ホワイトボードに十字のラインが引かれ4ヶ所の空白に“取る”“取られる”“(点を)あげる”“(点を)もらう”と書きながら、「点数の動きというのは、点数を取る、相手から取られる、ミスしてあげる、相手からもらう、この4つだけ。これはバレーボールだけでなく他のスポーツもみんなそうです。」とそれぞれの練習の意味を説明されました。「点数を取る練習をする、取られる練習はしないから取られない練習をする、点数をあげる練習はしないから、あげない練習をする。もらうっていうのは取る練習と同じ。じゃあ、バレーボールで点数を取るために必要なスキル3つは何?富谷第二中学校のキャプテン!」突然の質問に戸惑いながらも「サーブ、スパイク、ブロックです!」としっかり答えていました。

サーブやレシーブでも“取る”ためと“あげない”ためには練習方法が変わってきます。それを実際の試合でどう活かすか、戦略・戦術についても説明があり、みんな真剣に聞き入っていました。

また、ちょうどこの時期、バレーボール世界4大大会の一つ「ワールドグランドチャンピオンズカップ」が日本で開催されていたため、どの部分に注目し観戦すれば良いか楽しみ方についても話してくれました。

練習をするだけでは分からない部分でも、どのような理屈でその練習をやっているのか根本を理解できたとても有意義な講義となりました。

 

プロのバスケットボールプレイヤーによる教室スタート!

実技に入る前に、小梨絵選手の指導でウォーミングアップです。ボールを使いながら十分関節や筋肉を伸ばします。数種類のリフティングも交えボールの感覚をつかみました。

体が温まったところで、早速実技のスタートです。まず、レベル1(トス、サーブ・レシーブ、アタック)を30分、次にレベル2(ブロック、サーブ、アタック)を30分、合計1時間かけ自分が学びたいスキルをじっくり練習します。

両手で均等にドリブルできるようになるのが目標!

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室5

トスでは、まず「あごをあげない、ボールを見るのは目線だけ」と、顔の向きを指導。普段上を見ながらトスをする癖がついていると、なかなか上手くいきませんが、みんな真剣に正しいフォームが身に付くよう頑張っていました。次に手首と足首の使い方、ボールに触れる位置なども細かくアドバイス。実際にアタッカーへトスをあげるとき、きちんと意識してアタッカーを「見る」ことも指導されました。


レシーブは、まず「1・2・3」とリズムよく受けることが重要。これはただの掛け声になってしまっては意味がありません。リズムに合わせながらもボールの落下点に素早く移動することや体の照準の合わせ方、ボールは打ち上げるのではく「当てるだけ」「腕の向きを変えるだけ」などのアドバイスをみんな真剣に聞いていました。また、レシーブしたボールをコントロールできるようにする練習も行いました。

 

ブロックでは、ひざを曲げずにかかとからつま先へ体重移動してジャンプする練習や、ネットを挟んで真下にボールを落とす練習をしました。その際、腕は使わず、手のひらでボールを囲むように落とすのがコツ。腕を使うとボールを真下に落とすことができません。その後、2度ジャンプしてからのブロックや深く膝を曲げてジャンプしてからのブロックなど様々な場面を想定して練習しました。


アタックでは、まずネットの前にひざまずいて、相手側のコートにターゲットを置き、ネット下に当たらないようにボールを打つ練習から始めました。次に試合でも重要となるネット際からの足運びをレクチャー。効果的な足運びをすることによって、コートの中を見ながら素早くバックすることができるようになります。アタックを打ってからバックする、という一連の動きをしっかり体が覚えるまで、何度も繰り返し練習しました。

 

サーブでは、練習をはじめる前に「スピードがでない」、「安定しない」といった悩みを聞き、それを改善するための具体的な指導を受けました。サーブするときに一番大切なのは、トスを安定させること。正しいポジションに立ち、トスしたボールの落下点が必ず同じ場所にくるよう何度も練習しました。また、サーブを打つときはボールの下を打ち、腕を振り切らないなど、ポイントをおさえた指導でみんなどんどん上達していきます。他にもネットギリギリに入るサーブと高いサーブでは打つときの体の動きにどのような違いがあるのか、選手の動きを見て学びました。

 

監督は各グループを周り、ときに厳しくそして丁寧に体の動かし方やコツを指導。上手くできたときには、選手から「いいね!」「そうそう!」と声を掛けられ、みんな嬉しそうに顔をほころばせながらプレーしていました。最後に選手からそれぞれのポイントをアドバイスされ、実技練習は終了。

強くて確実なパスを身に付ける

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室6

それぞれのスキル練習の後は、いよいよ実践です。4つのグループに分かれ、ネットを挟んで対面した形でそれぞれ3列に並び3対3で、レシーブ・トス・アタックのラリー。ボールに触ったら列の後ろへ移動するので、学校も学年も関係なくそのターンごとに一緒にプレーする人が変わります。誰にボールを回すのか、声を掛け合わないと混乱してしまうため、はじめはみんな戸惑っていましたが、後半は声を掛け合いボールをつなぐことができてきました。

次は4対4でラリー。横一列にはならず前衛・後衛になるのはもちろん、3人のときより動きが複雑に。いかに味方に上手くつなぐか、誰がどう動くのか、コミュニケーションをとりながらみんな一生懸命ボールを追っていました。

キレのあるフットワークで身体を自在にあやつる

最後は今日指導してくれたベルフィーユの選手4名との試合です。何人で対戦するかは学校ごとに自由だったので、日吉台中学校は参加者全員、富谷第二中学校はレギュラーメンバー、東向陽台中学校は2年生を中心に1年生も含めた6人で臨みました。15点先取で勝利というルールのもと、とにかくつなぎ、1点でも多く点を取ることに集中しながらも、コートにいる参加者だけでなく、見ている参加者も声を掛け合い会場が一体となって、憧れの選手と試合を楽しんでいました。

バスケへの思いがさらに高まった貴重な時間

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室8

あっという間に終了の時間。
「短い時間でしたが、これから帰って、チームの中で何をやるか、今日は良かったけど来週からもやらないと意味がありません。今日やった3対3や4対4など突然言われたルールで訳が分からなかったかもしれませんが試合も同じ状況です。試合中は何が起こるか分からないでしょ?どこにボールが来るか分からないでしょ?だからああやって頭がパニックになる状況をあえて作りました。少人数でもできる練習なので色々なアイディアを出して、今すぐ上手くなるのではなくて2年後3年後、高校生になったとき、自分の未来につながる練習をしてください。」と監督から挨拶があり、記念品のマフラータオルを首にかけ、全員で記念撮影。

プロ選手からの丁寧な指導やアドバイスを受けたバレーボールガールズは、今後の練習や自身の弱点の克服だけでなく、トスしやすいレシーブ、アタックしやすいトス、また、それぞれのフォローなど“つなぐ”楽しさを知ることができた体験になったことと思います。

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室9-1

カメイ仙台ベルフィーユ バレーボール教室 フォトアルバム

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参加した子どもたちの感想
富谷町立成田中学校 2年キャプテン 長谷川優依さん

富谷町立日吉台中学校 2年 キャプテン

トスでは、最初に入るのがちょっと遅くて、あまり上手くあがらなかったんですけど、アドバイスされてからきれいにトスをあげることができたので良かったです。3対3や4対4では最初はちょっと難しかったんですけど、だんだん慣れてきて上手くつなげられました。色々なことを学べたので、それをチームに活かしたいと思います。

日吉台中学校 2年 キャプテン 菊地百華さん

富谷町立東向陽台中学校 2年 副キャプテン

普段の練習で気付かないことをベルフィーユの皆さんが細かく分析してくださって、「ああ、こういう風に意識すればやれるんだな」とか、色々感じることができました。練習試合ではベルフィーユの選手は4人でもすごく動きが速くて、それが6人になったらもっとすごいんだろうなと思いました。試合中にどうすれば良いのかなど、もっと考えられるようにしていきたいと思いました。

日吉台中学校 2年 キャプテン 菊地百華さん

富谷町立富谷第二中学校 2年 キャプテン

アタッカーの動きをきちんと教えてくれたので分かりやすかったし、サーブカットが苦手でしたが、それを克服できるような練習の仕方を教えてもらいました。それとバックするときの足の運び方は初めてで、最初ちょっと難しかったんですけど、その方が素早く下がれるなと実感できました。また、いつもと違う練習方法で他のチームとも交流することができてとても楽しかったです。


先生のコメント
富谷町立成田中学校 能登谷先生

富谷町立日吉台中学校 遠藤先生

プロの人達に教えてもらうというのは、子供たちにとってはすごく励みになるし、憧れの存在でもあるので、こういう機会はとてもありがたいです。普段の学校で見せる表情とは全然違いますね。また他の中学校の皆さんと一緒に練習することによって、まだまだ自分たちの足りない部分などを感じることができたと思います。

富谷町立日吉台中学校 遠藤先生

富谷町立東向陽台中学校 津川先生/千田先生

町内で練習試合はしますが練習会はほとんどないので、真似したい選手がいてもプレー中なので真似ることはできないですよね。お手本となる選手のプレーを見ることはすごく勉強になるし、そういう意味でもすごく良い企画だと思います。普段学校でしているメニューにやっていないことがちょっと入るとできなくなるというのが今日見えました。

富谷町立日吉台中学校 遠藤先生

富谷町立富谷第二中学校 中村先生

基本的な動きとか、なかなか時間をかけて一つひとつの練習できないので、こういう練習会をやってもらえると子供たちにとってとても良いなと思います。参加後、自分たちで練習メニューを工夫したりしてます。今年はちょっと緊張していたみたいで雰囲気は普段より堅かったです。また今年はブロックを強化しようと思っていたので私も指導方法を学ぶことができました。


2番ミナミ(雨堤みなみ選手/ウイングスパイカー)181cm

ミナミ 184cm (雨堤みなみ選手/ウイングスパイカー・キャプテン)

バレーボールを始めたばかりの子もいましたが、みんな一生懸命色々なことを吸収しようとしてくれていたので一緒にやっていて楽しかったです。今日身に付けたこと、できるようになって嬉しかったことを忘れず、これからもバレーボールを楽しんでいってください。

7薦田拓也選手

オリエ 165cm (芳賀小梨絵選手/セッター)

サーブ・レシーブは人数が多かったのですが、何が弱いのか、どこで悩んでいるのかを聞いて、実際に見てアドバイスすることを心がけていました。みんな自分から相談してくれたので良かったです。練習ももちろん大切ですが、まずはチームプレーであるバレーボールを楽しんでほしいと思います。

21新井靖明

セリ 154cm (大内世莉香/リベロ)

フローターサーブなど初めはできなくても、一生懸命アドバイスを聞いてくれたりコツをつかんでできるようになったりしてくれたので、嬉しかったです。これからもバレーボールを楽しんで続けていってオリンピックに出場できるような選手になってほしいと思います。

21新井靖明

カオリ 169cm (佐々木香織/セッター)

顔の向きやジャンプをするときの体重移動や姿勢など難しいところもあったと思いますが、トスとブロックは人数が少なかったので、時間をかけて細かくアドバイスできたと思うし、楽しかったです。目標に向かって楽しみながらバレーボールを続けていってください。


諸隈英人監督から
精神的な言い訳はしない。
本来のバレーボールの楽しさを知ってほしい。


去年に比べて1〜2年生が増えているのが良かったですね。富谷でバレーボールをやりたいという子が増えているというのは嬉しいことです。
学校の先生が一番悩むのは、レベルの高い子と低い子が一緒に練習しなきゃいけない難しさだと思うので、バレーボール教室では、初心者の子も一緒にできるようなメニューを取り入れています。また、今日やった3対3とか4対4ですが、人数が少なければルールを変えてできるんです。ベルフィーユではいつも9人ぐらいであの練習をしています。基本的にベルフィーユでやる練習を子供たち用にアレンジしています。そういう意味では一貫性のあるトップチームにつながるような子供たちの育成につなげていきたいと思っているので、ベルフィーユと同じような内容でやっています。
また、大体つまずくのは初心者も経験者も同じようなところが多いんです。例えばパスができないのは、そもそもその位置に入れていない、ポジショニングの問題か、技術の問題くらいしかないので、そのどちらが原因で、できていないのか、その辺を教えてあげれば、次にミスしたとき自分は何が原因でミスしたのか気付けるようになる。そういう視点でアドバイスするようにしていますね。
あと日本の子供たちってパスはできる、練習はできるんですけどゲームができないんです。ゲームになると急に動けなくなる。アメリカの子供たちは逆にパスはできないんですがゲームはできる。日本人はただ練習してる、その練習したことに対して満足してしまっているんですね。バレーボールの楽しさって練習をやる楽しさじゃなくて、ゲームの楽しさだと思うんです。味方でボールをつないで点数を取って行くという、そもそものバレーの楽しさをもうちょっと練習に取り入れた方が子供たちも楽しくなると思うし、つなぐための理由を考えるようになると思うんです。そういう指導者の学びの場所でもあるバレー教室だといいなと思っています。
最後に、スポーツをするうえで強くなりたいのであれば「精神的な言い訳はしない」ということを言いたいです。気持ちが弱いから負けたと言ってしまうとそれ以外の理由が見つけられなくなるんです。だから精神的なところに逃げないでくれというのは選手にも言っています。例えばアタック力がなくて負けたなら、アタック強化しようよと次の改善策を見つけやすいんです。
今いる仲間と協力しながら一つの目標を達成したというのは楽しさの最上級です。それを今いる子たちと味わってほしい。そのためには苦しいこともやらないといけないけれど、その苦しさも飛び越えて次のことに行けるという大きな理想や目的をはっきりさせると、その手前の目標とかが決まってくると思います。未来の自分の投資と思って、今どれだけの時間をバレーに割けるのか、バレーボール以外の時間で何を学んで行くのかというのがすごく大事。プロ選手、トップ選手を経験したあと、どういうことをやっていくかという自分の未来を考えながら、何のためにバレーボールをやっているのかということを自分の中でしっかり持ち続けてほしいと思います。

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