3年目も大人気! カメイ 親子ふれあい野球教室

Kスタの室内練習場は熱い親子たちで超盛り上がり!!

Kスタの室内練習場は熱い親子たちで超盛り上がり!!

 8月2日(日)に行われた「カメイ親子ふれあい野球教室」。夏の恒例人気イベントとして、今年もたくさんの応募がありました。その中から選ばれた50組の参加者は、プロの指導を受け、親子で楽しみながら気持ちのよい汗を流しました。



会場入口には待ちきれない親が。 さあ、今年も始まりました!

カメイ親子ふれあい野球教室1

みんなが心待ちにしていた日。
開場前からキャッチボールでウォーミングアップする子もいました。

 午前9時のイベント開始を前に、早くもやる気十分の参加者のみなさん。受け付けを済ませると、早速室内練習場でキャッチボールを開始するなど、待ちきれない様子。
 と、そこに楽天イーグルススタジアムDJの古田優児さんが登場。「お父さん、お母さん、もうハアハア言ってますけど、大丈夫ですか?」と冗談を言うと、会場はグッと和やかなムードに。「水分補給と挨拶をしっかりしましょうね」。
 今回、参加者のみなさんを指導してくれるのは、ジュニアコーチの安部理(あべおさむ)さん、中濱裕之(なかはまひろゆき)さん、鷹野史寿(たかのふみとし)さん、そして日笠雅人(ひがさまさひと)さんの4人です。

インタビュー01

仙台市から参加の母子

 週末は必ず家族で野球観戦! と決めているほど、楽天が大好き。これまでは“見る”専門でしたけど、夏休みの思い出にいいかな、と思って応募したんです。当選を知ったとき、中学生のお兄ちゃんはむつけちゃって(笑)。
今日は思いっきり楽しみたいと思います。

インタビュー02

角田から参加の親子

 息子とはいつもキャッチボールをして遊んでいます。野球に限らずスポーツは基礎が大事だと思っているので、今日は、プロの選手のピッチングとバッティングをしっかり学んで帰りたいと思います。

運動不足の方、少しだけツライかも!! 無理しないで!

カメイ親子ふれあい野球教室2-1

ケガのないよう、子どもたちもしっかり体を伸ばします

カメイ親子ふれあい野球教室2-2

基礎的な運動は、簡単そうに見えるのに、 やってみると結構キツイ!

 ケガをしないように、準備運動を始めます。アップの担当は、昨年まで楽天で現役選手として活躍していた鷹野ジュニアコーチです。
 まずは柔軟体操から。「イテテテ…」、お父さんやお母さんは汗を浮かべながら一生懸命体を伸ばします。「声が小さい!」という鷹野コーチの言葉を受けて、子どもたちも大きな声を出して「イチ、ニ、イチ、ニ」。
 十分に体を伸ばしたら、スキップやサイドステップ、ラダー(はしご)を使ったジャンプやケンケンパなどの運動です。簡単そうに見えてかなりきついこの練習は、プロの選手も一番大切にしているメニューなのだそうです。やはり、何事にも基本が大切なんですね。
 ウォームアップの最後は、“ボールを見てダッシュ”です。投球したらダッシュ、牽制球ならバックします。鷹野コーチのフェイントに、フライングしてしまう子もいて、会場は笑いに包まれました。

インタビュー03

仙台から参加の親子

 小学校4年生の息子は、楽天のジュニアスクールに通っているので、体力もバッチリ。でも、私は普段運動をしてないので、ウォーミングアップだけでキツイです(笑)。でも、親子で汗を流すのは気持ちいいですね。

インタビュー04

仙台から参加の親子

 キツイです! こんなに運動したのは、中学の部活以来(笑)。去年は、主人と息子が参加させてもらったので、今年は私と娘で応募しました。2人でこの日を心待ちにしてたんですよ。

コーチのガンさばきでみんな盛り上がった!? スピードチャレンジ

カメイ親子ふれあい野球教室3-1

「バッターボックスをよく見て、しっかり体重を移動しよう」。 日笠コーチのアドバイスを受けて、マウンドに立ちます。

カメイ親子ふれあい野球教室3-2

大きく振りかぶって、エイッ!
バッターボックスまで届きました。

カメイ親子ふれあい野球教室3-3

スピードガンを使っての計測。 記録が読み上げられるごとに、会場は「おおー」という 歓声がわきました。

 アップに続いては、投球練習です。ピッチングを教えてくれるのは、現役時代には左のワンポイントリリーフとして活躍した日笠ジュニアコーチです。「基本をしっかり学んでくださいね」。
 ボールの握り方から始まり、足の置き方、体重の移動のさせ方など、基礎中の基礎を丁寧に解説する日笠コーチ。参加した人たちも、なるべく多くを吸収しようと真剣そのもの。教えられたことを守りながら、今度は親子でキャッチボールをします。参加者のほとんどが、普段からキャッチボールをしているというだけあって、飲み込みも早く投球姿もサマになっています。コーチ陣は、一組一組をチェックして、アドバイスをしていきます。
 親子でのキャッチボールが終わると、マウンドでのスピードチャレンジが行われました。「マウンドで投げてみたい」という何人かの子どもとお父さんお母さんが選ばれ、ボールのスピードを計測するのです。子どもたちの小さな体からボールが繰り出されると、まわりからは歓声があがります。子どもたちに続いては、お父さん、お母さんたちのピッチング。
 スピードボールチャレンジが終わると、今度は日笠ジュニアコーチによるデモンストレーション。参加者はその豪速球を“体感”するため、キャッチャーの両脇に分かれます。日笠ジュニアコーチが「自信があるんですよ」というスライダーを投げると、なんと「39キロ!」の声。会場は笑いに包まれました。と、今度は真剣な表情で振りかぶって球を繰り出すと、「ズバーン」という音とともに、ボールは目にもとまらぬ速さでキャッチャーミットに吸い込まれていきます。これには、子どもたちだけでなく、お父さんやお母さんたちも圧倒された様子。なんと、143キロを記録しました。さすが元プロ選手ですね。


インタビュー05

山形から参加の親子

 いつもは、公園でお父さんとキャッチボールをしています。マウンドに立つのは初めてで、“遠いんだな”と思いました。日笠コーチの球はすごく速くてビックリしました。僕も将来は野球選手になりたいので、がんばりたいです。

インタビュー06

仙台から参加の親子

 単身赴任中で、普段あまり息子と接する機会がないので参加させてもらいました。久し振りに息子がボールを投げる姿を見ましたが、少しずつ上手になってるんだな、ということが分かってうれしかったです。いい思い出になりました。

おもいっきりバットを振ろう!  空振りなんか気にしない!

カメイ親子ふれあい野球教室4-1

バットの持ち方から教えてくれるコーチ。
何事も基礎が大事です。

カメイ親子ふれあい野球教室4-2

ちょっとの練習で、すぐにフォームも上達します。
みんな、飲みこみが早い!

 バッティングを教えてくれるのは、中濱ジュニアコーチです。最初にみんなの前に立った中濱ジュニアコーチは「このバッティングは誰でしょう?」と、フォーム当てクイズで笑いを取ります。みんなの表情がすっかり柔らかくなったところで、本格始動のスタート。「遠くに飛ばすために必要なのは、よくボールを見ること」と、中濱ジュニアコーチ。
 スタンドティーを用いてのバッティング練習では、“ステップをまっすぐピッチャーに、そして腰を回転させる”という、基本でありながらもなかなか上手にできない子どもたちをひとりひとり指導していきます。
 続いては、トスバッティングチャレンジ。日笠ジュニアコーチのあげたボールを、思いっきり遠くまで飛ばすのです。「僕やりたい!」と、あちこちで手が上がります。こうして選ばれた子たちは、自分たちの売ったボールがカーンという快音とともに遠くまで飛ぶのを眺め、とてもうれしそうでした。もちろん、お父さんやお母さんも挑戦。子どもたちも精一杯の声援を送りました。
 そして最後は中濱ジュニアコーチのバッティングデモンストレーション。失敗すると、「えーー?」という声が笑いとともに起こりましたが、さすが元プロ選手。スピードガンでそのバッティングスピードを測ろうとすると、速過ぎで計測できませんでした。

インタビュー07

仙台から参加の親子

 普段はお母さんとかとバッティングセンターに行っています。今日は、コーチに足をまっすぐ出すように言われました。僕はこれからチームに入ろうと思っているので、教えてもらったことがすごく役に立つと思います。

インタビュー08

仙台から参加の親子

 小学校1年生の息子と参加しました。休みの日はいつもキャッチボールをしています。高校まで野球をやっていたので、得意なほうだと思うのですが、息子にバッティングを見せるのは初めて。結構飛ばせたので、息子はビックリしてるんじゃないかな、と思います。

野球教室のメインイベント!  さぁ、今年の優勝者は?

カメイ親子ふれあい野球教室5

子どもも大人も、参加者全員が一生懸命白球を追いました

  野球教室の最後を締めくくるのは、守備練習。毎年恒例の“生き残りノック”です。ジュニアコーチからのノックをひとりひとりが受け、うまくいけばまた列に並び、失敗したら即退場のという文字通りの“生き残りノック”です。
 まずは子どもたちから。1、2、3年生と4,5、6年生に分かれてのチャレンジです。しっかり姿勢を低くしてボールをしっかり見ます。好プレーも出る中、低学年チームで勝ち残った3年生の男の子と高学年チームで勝ち残った6年生の男の子が1対1の“ガチンコ対決”! 勝者にはサイン入りユニフォームがプレゼントされるとあって、2人とも真剣そのもの。誰もが手に汗を握った勝負は、小学校3年生の男の子が制しました。
 大人の部では、子どもたちの声援を受けて、お父さんお母さんが大奮闘。なかなか勝負が決まらず、ハラハラの展開となりましたが、最後に勝者が決まると、参加者全員から大きな拍手がわいたのでした。

インタビュー09

子どもの部で優勝!

 野球が大好きで、2年生のときから習ってます。いつもはセカンドを守ってるので、今日ノックで優勝できてすごくうれしかったです。お父さんも優勝はできなかったけど、かっこよかったです。

インタビュー10

大人の部で優勝!

 中学まで野球をやっていたんですけど、まさか優勝できるとは思いませんでした。でも、素直にうれしいです。とても楽しい1日になりました。

本当に楽しかったね。 みなさんお疲れさまでした。

カメイ親子ふれあい野球教室6

ユニフォームやボールなど、それぞれ持ってきたものにサインをもらいます。 一生の宝ものですね

 楽しかった野球教室もあっという間に終了。全員でクールダウンをした後は、グラウンドの神様と教えてくれたコーチ陣に大きな声で お礼を言いました。そして、イベントの最後は、集合写真の撮影とサイン会。それぞれのジュニアコーチの前には、各々ユニフォームやボールを手にした親子が列を作りました。笑顔の子どもたちと、それをうれしそうに眺めるお父さん、お母さんもとてもうれしそう。親子でのふれあいを楽しんだ夏の1日は、たくさんの人の笑顔とともに終わったのでした。

カメイ親子ふれあい野球教室7

お疲れ様でした! 「疲れた〜」とは言いながらも、みんなとっても楽しそう。



インタビュー11

群馬から参加の親子

 実家が仙台なので、この親子教室に合わせて帰省しました。ジュニアコーチに教えてもらうことはなかなかないので、とてもよかったです。また機会があったら参加したいです。

インタビュー12

親子4人で参加

 息子は野球が好きなんですけれど、チームに参加したりするのには抵抗があるみたいで。でも、今日こうして元プロ選手から教えてもらったことで、夢を見るきっかけを作ってもらえたと思います。

カメイ・親子ふれあい野球教室2009フォトアルバム

photoalbum photoalbum photoalbum
photoalbum photoalbum photoalbum
photoalbum photoalbum photoalbum
イベント進行の古田優児さん

 実際に楽天のユニフォームを着ている元選手に教えてもらえるというのは、本当に素晴らしい機会だと思います。これをきっかけにもっともっと野球を好きになってくれたらいいですよね。

イベント進行の楽天イーグルススタジアムDJ
古田優児さん

安部 理(あべ おさむ)ジュニアコーチ

将来のプロ選手が生まれるかも?

 蒸し暑い中でしたが、楽しい1日になりました。お子さんたちには、とにかく楽しんで野球をプレーし続けてほしいと思います。今目立つ選手ではなくても、練習を重ねてプロになる子もいます。一流の選手には、親御さんが協力的だったという人が結構いるんですね。ですから、ぜひ休みの日にはお子さんとキャッチボールをしてみてください。将来の一流選手が生まれるかもしれませんよ。

安部 理(あべ おさむ)ジュニアコーチ
プロフィール:宮城県出身。東北高校時代は甲子園に4季連続出場。1981年に西武ライオンズに入団。日本シリーズでは6試合連続ヒットを放ち、「シリーズ男」と呼ばれ西武ライオンズの黄金時代を支えた。

みんなの頑張りに大満足の1日でした

 今日は40分間のアップを担当させてもらいましたが、まだまだあんなもんじゃ生ぬるい(笑)。でも、みんなとても頑張ってくれて、本当に大満足の1日でした。

鷹野 史寿(たかの ふみとし)ジュニアコーチ
プロフィール:東京都出身。1999年ドラフト6位で大阪近鉄バファローズに入団。2004年に楽天イーグルスに入団。2008年に現役を引退し、ジュニアコーチに。

鷹野 史寿(たかの ふみとし)ジュニアコーチ

日笠 雅人(ひがさ まさひと)ジュニアコーチ

しっかり練習して、いいピッチャーに

 今日は、普段野球をしていないお子さんもいましたが、しっかり練習すれば必ず一定のレベルまでいくはずです。しっかり立って投げる、これを意識してこれからもがんばってください。ピッチングに関してはまだまだ教え足りませんが、とても楽しい1日になりました。

日笠 雅人(ひがさ まさひと)ジュニアコーチ
プロフィール:北海道出身。1995年度ドラフト会議において中日ドラゴンズに7位で指名され、入団。主に中継ぎ投手として起用され、左のワンポイントリリーフとして活躍する。

中濱 裕之(なかはま ひろゆき)ジュニアコーチ

空振りしてもいいからバットは大きく振って!

 去年も参加させてもらいましたが、本当に楽しかったです。バッティングは、空振りしてもいいから大きく振ってくださいね! 僕自身の課題としては、もっと笑いをとれるようになることです(笑)。

中濱 裕之(なかはま ひろゆき)ジュニアコーチ
プロフィール:福島県出身。仙台育英高校では甲子園に3度出場し、1996年に近鉄バッファローズに入団。パワフルなバッティングが持ち味で今年よりジュニアコーチに就任。

Page Top


東北楽天ゴールデンイーグルスカメイ株式会社