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バレーボール教室で咲いた、ガールズのまぶしい笑顔! カメイ 仙台ベルフィーユバレーボール教室、今年も開催

今年で4年目!憧れの選手から直接指導!

8月9日(日)、大郷町B&G海洋センターにおいて「カメイ 仙台ベルフィーユバレーボール教室」が開催されました。
当日は、仙台圏の5つの中学生クラブチームから46名が参加。仙台ベルフィーユの選手11名と一緒に汗を流しました。
今年は「FIVBワールドカップバレーボール2015」女子仙台大会も行われるということもあって、子どもたちも、そして仙台の街もバレーボール熱が高まっています。そんな背景もあり、レッスンは、とても活気に満ちたものとなりました。

憧れの選手と、いざ、レッスン開始!

開会式30分前から、参加する中学生のみなさんは、チームごとにストレッチやランニング、ジャンプ、パス練習などを行い準備万端。
開会式では、キャプテンのミナミ選手が「わからないことがあったら、どんどん聞いてくださいね。短い時間ではありますが、楽しく過ごしましょう」と挨拶しました。

さぁ、いよいよレッスン開始。
まずはランニングです。サイドステップなどを織り交ぜ体育館を2周します。次に大きな輪になってストレッチ。開脚での太ももストレッチやお尻のストレッチなど、しっかり筋肉を伸ばします。
さらに、膝をあげて腕で胸に引きつけながら歩いたり、蹴り上げなど、けがをしないように30分ほど時間をかけて、入念に行いました。

いよいよボールを使った練習に入ります。最初は基本となるパスからです。2人1組になってオーバーハンドパス(トス)を行います。アヤ選手は「手首を柔らかく、頭の上に上げるんだよ」と、実際にボールを上げながら教えます。さらに、「膝も柔らかく使ってみて」と、文字通り手とり足とり。
続いては、選手の上げたボールをキャッチする練習です。胸に抱え込むようにしてキャッチすることで、すばやくアンダーパスをとれる位置を身に付けることができるのです。「ボールを受けるときには声を出して!」「ほらー!元気ないよー!」と、ベルフィーユ選手たちからの声に、子どもたちも「はーい!」と元気よく応え、練習は一気に熱を帯びてきました。
アンダーハンドパス(レシーブ)では、さきほどの練習が活かされているのがよくわかりました。ボールの下で一度止まってから腕を出すと、きれいなアンダーパスを出すことができます。さらに、リベロであるセリカ選手がみんなの前でコーナーレシーブのデモンストレーションをしてくれました。「腰をしっかり下げると、上手にとれるよ」。的確なアドバイスに、誰もがうなずいていました。

実践的なスパイク&サーブ練習

レッスンの後半は、ブロック、そしてスパイクとサーブの練習です。
まずは、ネット際でボールを上げ、ブロックのレッスン。まだ中学生とあって、ネット上まで身長が届かない子どもたちもいましたが、それでも手に当てることで実践的感覚を身に付けます。ネットを挟んで真下にボールを落とす練習もしました。手のひらでボールを包むように相手側のコートに落とすのがポイントです。
続いては、スパイクの練習。
選手の上げたトスでアタックを決めます。ネットをなかなか越えられない子には「上に向かって打ってごらん」と、アドバイスが飛びます。「いいよ!いいよ!」「はい、今飛んで!」。ベルフィーユの選手たちの声がけで、初心者の子どもたちも楽しそうです。さらに「スパイクのときの足の出し方が上手にできないんです」と相談する子にマサコ選手は「利き足から出て、ワン、ツー、スリーでジャンプしてごらん」とアドバイス。
サーブ練習では、さすがにクラブチームの選手だけあって、ジャンプサーブがきれいに決まる子も続出。ベルフィーユの選手たちも「上手い!上手い!」と、ほめていました。

白熱の試合!みんな真剣に戦いました

最後は、お待ちかねのゲームです。
第一試合は、“VEXT”対“TEAM Unity”。最初のポイントを決めたのは、“TEAM Unity”でしたが、その後のスパイクで空振りをしてしまいます。“VEXT”はねばりのあるレシーブでボールをつなぎ、スパイクが決まり始めると、先に2ケタ得点に乗せました。試合はそのまま“VEXT”の優勢で進み、15対7で勝ちを決めました。
第二試合は、“泉・F・クラブ”対“TEAM ZERO”&“TOHOKU AXIS”の混合チームの戦い。混合チームは、レシーブの後でボールをお見合いしてしまうミスからのスタートでしたが、“泉・F・クラブ”のスパイクをきちんと読んでアウトにするなど、両チーム譲らない好ゲームとなりました。“泉・F・クラブ”がネット際でねばって先に得点を2ケタ台に乗せますが、混合チームもまったく引けを取りません。最後の最後も14対14と目の離せない展開でしたが、“泉・F・クラブ”が得点を決めて競り勝ちました。
その後は、なんと各チームベルフィーユの選手との対戦です。5点先取のゲームでしたが、結果はもちろんベルフィーユの圧勝。子どもたちは「さすが!」「かっこいい!」と憧れのまなざしを送っていました。

みんな、お疲れ様でした!

楽しい時間はあっという間。閉会式では、選手からカメイとベルフィーユのオリジナルコラボタオルを受け取り、最後はみんなで記念撮影をしました。
仙台ベルフィーユ5年目となるシーズンは、いよいよ11月7日に開幕し、来年3月21日の元気フィールド仙台で行われるホームゲームまで21試合を戦います。12月5日には、富谷スポーツセンターでシーズン初のホームゲームが開催されます。選手も大幅に入れ替わり、葛和監督イズムも浸透してきた勝負の年。みなさん、ぜひ仙台ベルフィーユがプレミアリーグへと昇格できるよう、応援をよろしくお願いします!

TOHOKU AXIS 中学2年生

サーブカットやオーバーパスなど、基本でわからなかったところを丁寧に教えてもらえました。特にアカリさんとアヤさんの教え方がわかりやすくてよかったです。今は中学2年生ですが、高校生になってもバレーを続けていきたいと思っています。こういう機会があったらまた参加して、もっと上手になりたいです。

TEAM ZERO 中学2年生

カットのカバーリングなど、普段の練習に取り入れたいなと思うことを学べたのでよかったです。それに、ゲームがとても楽しかったです。私は将来バレーボールの選手になりたいと思っていて、憧れはアヤ選手。もちろんベルフィーユの試合も見に行ったことがありますし、また見に行きたいです。ワールドカップも見に行きます!

TEAM Unity 中学2年生

2段トスや強打のレシーブなどをすごくわかりやすく教えてもらえました。私たちのこれからの練習でも、今日学んだことを役立てたいと思います。負けてしまったけれど、ゲームも楽しかったです。今年は仙台でワールドカップもあるし、バレーが盛り上がると思います。

VEXT 中学3年生

基礎にしっかり戻ることができたので、とてもよかったです。仙台ベルフィーユの選手は、すごく明るくて声掛けもしっかりしているので、そういう雰囲気づくりを学びたいなと思いました。

泉・F・クラブ 中学2年生

カット練習など、基本的なことを改めて学ぶことができて楽しかったです。ベルフィーユの選手との対戦では、さすがに上手いなと思いました。アヤ選手のファンなので、一緒にできてうれしかったです。またこういう練習に参加したいです。

ミナミ選手(雨堤みなみ選手/サイドアタッカー・キャプテン)

今回の中学生は、クラブチームの選手ということでさすがに技術力が高いなと思いました。ベルフィーユも基本を大事にするチームなので、今日の練習は、普段私たちがやっているものなんですよ。一番苦しいとは思うんですけれど、基礎がしっかりしていないと、やはり技術は向上しませんし、応用もききません。私自身、中学時代にこういう練習をしておけばよかったというのが本音です。
今シーズンは、チーム力を高めて、結果を出していきたいです。葛和監督になって2年目のシーズンなので、みなさんの期待に応えられるようにがんばりますので、応援よろしくお願いいたします。

サヤ選手(中野清香選手/ウイングスパイカー)

基本的なアンダーとかオーバーパスはできているな、という印象でした。レシーブやボールに対して、どうしたらいいのかを私たちがきちんと伝えないと、子どもたちは「何のためにやっているんだろう?」となってしまうと思うんですね。ですから、教えるということは、私たちにとってもよい経験だと思います。お互いに学べる場になったと思います。私が中学生のときは、上手い人のやり方を見様見真似でやっていたので、こうやってプロに教えてもらう機会があるこの子たちがうらやましいなぁと思いました(笑)。
葛和監督は、とにかく仲間を思うことを大事にしているので、新加入の選手が多い今年のチームではとにかく声掛けを大事にしています。今シーズンはとにかく結果を出して、プレミアにあがれるようにがんばります!

ナミ選手(笹山みなみ選手/セッター)

大学時代にも何度かバレーボール教室をやらせていただくことがありました。そのときの経験から「言葉だけでは難しい」と思ったので、今回は積極的に自分でやってみせました。短い時間で目いっぱい学んでほしいなと思いましたし、今日はそれができたかなと思います。私は新人なのですが、メンバーがガラっと変わった中での練習で、いい雰囲気で練習できていると思います。いいムードでいれば、それがいいリズムになって、試合の結果にもつながると思っています。自分もしっかりそこに加わって、これまでやってきたことを出して勝ちを増やしていって、プレミアに昇格したいです。

米田隼人GM

今回は、経験者のみなさんが参加されるということで「より実践的な内容を」と選手たちに伝えました。直接選手と触れ合うことで、試合を見に来てくださったりすることもあると思うので、私たちにとってもありがたい機会なんです。仙台ベルフィーユは、プレミア、チャレンジ合わせて、リーグの中で一番バレーボール教室を行っているんです。こうした地域貢献を通して、バレーボール人口が増えていったらうれしいですね。
昨シーズンから葛和監督のもとチームはプレミアにあがることを目指しています。今年は仙台でワールドカップも行われるので、バレー熱もきっとあがると思うのです。ぜひ、その流れでベルフィーユのプレミア昇格のための応援をいただけたらと思います。

仙台ベルフィーユ

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